
- 共働きだけど、犬を飼っても大丈夫かな?
- 仕事中、ずっと一人にするのはかわいそう?
犬を迎えたいと思っても、留守番のことが気になりますよね。
共働きでも、犬と暮らすことはできます。
ただし、夫婦ともに仕事をしている場合は、留守番時間やお世話の体制を考えておきたいところです。
この記事では、次の内容を紹介します。
- 共働きで犬を飼う前に確認したいこと
- 留守番中の安全を守るための対策
- 共働き家庭に合う犬の選び方
これから犬を迎えたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

1. 共働きでも犬を飼える?まず知っておきたいこと

「共働きだと犬を飼うのは難しいのかな?」と悩みますよね。
結論から言うと、共働きでも犬を飼うことはできます。
ただし、留守番時間や犬の年齢によって、お世話の方法は変わります。
まずは、迎える前に知っておきたいことを確認しましょう。
共働きでも犬を飼うことはできるが事前の準備が大切
共働きだからといって、犬を飼えないわけではありません。
実際に、仕事をしながら犬と暮らす家庭もあります。
ただし、犬を迎える前には、次の3点を考えましょう。
- 毎日どのくらい留守番するのか
- 散歩や食事の時間を確保できるか
- 急な残業や体調不良に対応できるか
犬との暮らしは、休日だけのお世話では成り立ちません。
仕事がある日も無理なくお世話できるように、家族で役割を話し合っておきましょう。
飼い主としての心構えは、環境省「飼い主の方やこれからペットを飼う方へ」も参考にしてくださいね。
犬が一人で過ごす時間と夫婦の勤務時間を確認する
共働きで犬を飼うなら、まず留守番時間を計算しましょう。
勤務時間だけでなく、通勤時間も含めて考えます。
例えば、次のような家庭です。
- 勤務時間:8時間
- 往復の通勤時間:1時間30分
- 買い物など:30分
この場合、犬が一人になる時間は合計10時間です。
夫婦の出勤時間が同じなら、留守番も長くなります。
一方、勤務時間をずらせる家庭なら、一人の時間を短くできる場合もあります。
犬の年齢や健康状態も考えながら、実際の留守番時間を確認してくださいね。
子犬・成犬・老犬では必要なお世話が異なる
犬の年齢によって、留守番中に配慮したいことは違います。
特に、子犬と老犬はこまめな見守りが欠かせません。
それぞれの特徴を確認しましょう。
- 子犬:食事や排泄の間隔が短く、留守番の練習も必要
- 成犬:生活リズムが安定していても、性格や経験によって個体差がある
- 老犬:体調の変化や排泄、移動のしやすさに配慮したい
成犬でも、長時間の留守番が平気とは限りません。
また、若い頃は落ち着いていた犬でも、年齢とともに様子が変わる場合があります。
そのときの状態に合わせて、お世話の方法を見直しましょう。
共働きで犬を飼うのが難しいケースもある
共働きでも犬は飼えますが、生活状況によっては難しい場合もあります。
例えば、次のようなケースです。
- 夫婦ともに帰宅時間が遅く、留守番が長い
- 急な残業が多く、途中でお世話を頼めない
- 散歩や通院の時間を確保しにくい
こうした状況では、犬に負担がかかることもあります。
特に子犬や持病のある犬は、こまめなお世話が必要になる場合があります。
今の生活で難しいと感じるなら、迎える時期を見直すのも一つの方法です。
焦らず、犬と安心して暮らせるタイミングを考えてくださいね。
2. 共働きで犬を飼う前に確認したい5つのポイント

「犬を迎える前に、何を準備すればいいの?」と迷いますよね。
共働き家庭では、普段のお世話だけでなく、急な予定変更への備えも考えたいところです。
ここでは、確認しておきたい5つのポイントを紹介します。
毎日の散歩や食事の時間を確保できるか
犬との暮らしでは、毎日の散歩や食事が欠かせません。
仕事が忙しい日でも、お世話の時間を確保できるか考えましょう。
例えば、次のような生活を想定します。
- 出勤前に散歩と食事の時間を作る
- 帰宅後に散歩や遊びを取り入れる
- 休日も生活リズムを大きく崩さない
散歩の回数や運動量は、犬種や年齢によって違います。
朝が忙しい場合は、夫婦で役割を分ける方法もありますね。
無理なく続けられる生活リズムを考えておきましょう。
残業や急な予定変更に対応できるか
共働き家庭では、予定どおりに帰宅できない日もありますよね。
急な残業や電車の遅延で、留守番が長くなる場合もあります。
そんなときの対応を、事前に決めておきましょう。
- どちらかが早く帰宅できるか
- 家族や知人にお世話を頼めるか
- ペットシッターを利用できるか
特に、毎日の帰宅時間が不規則な家庭では備えが欠かせません。
「何とかなる」と考えず、具体的な対応方法を用意しておくと安心ですよ。
病気やケガのときに仕事を調整できるか
犬も人と同じように、突然体調を崩すことがあります。
仕事中に通院が必要になる場合もあるでしょう。
犬を迎える前には、次の点を確認してください。
- 平日に動物病院へ連れて行けるか
- 夫婦のどちらが仕事を調整するか
- 緊急時に頼れる人がいるか
特に、持病のある犬や老犬では通院が増える場合もあります。
普段の勤務だけでなく、緊急時の対応も考えておきたいですね。
ペットシッターなど外部サービスの費用も負担できるか
共働きで犬を飼う場合、外部サービスが役立つこともあります。
例えば、ペットシッターや犬の預かりサービスです。
利用を考えるなら、次の費用も確認しましょう。
- ペットシッターの利用料金
- 一時預かりやデイケアの料金
- 急な依頼や延長による追加料金
料金は地域やサービス内容によって異なります。
毎月のフード代や医療費に加えて、利用する場合の予算も考えておきましょう。
無理なく支払える範囲で、頼れるサービスを探してくださいね。
夫婦でお世話の分担と緊急時の対応を決められるか
犬のお世話を一人に任せきりにすると、負担が大きくなります。
共働きなら、夫婦で役割を分けておくとスムーズです。
例えば、次のような分担があります。
- 朝の散歩は夫、夜の散歩は妻
- 食事やトイレ掃除は帰宅が早い方
- 通院や急な対応は予定を調整できる方
もちろん、分担方法は家庭によって違います。
仕事の忙しさに合わせて、柔軟に変えることも考えましょう。
どちらかが不在の日も対応できる体制を整えてくださいね。
3. 共働き家庭で犬の留守番を無理なく続けるための対策
「仕事中も愛犬に安心して過ごしてほしい」と思いますよね。
留守番の負担を減らすには、練習と環境づくりの両方が大切です。
ここでは、共働き家庭で取り入れたい対策を紹介します。
短時間から少しずつ留守番に慣らす
犬を迎えたら、最初から長時間の留守番をさせないようにしましょう。
まずは、短い時間から一人で過ごす練習を始めます。
例えば、次のように進めてみてください。
- 飼い主さんが別の部屋で短時間過ごす
- 落ち着けたら少しずつ時間を延ばす
- 短い外出でも様子を確認する
犬が強く不安を感じる場合は、無理に時間を延ばさないようにします。
仕事が始まる前に、慣らす期間を確保できるといいですね。
ただし、練習をしても長時間の留守番が平気になるとは限りません。
愛犬の反応に合わせて、焦らず進めましょう。
具体的な練習方法は、RSPCA「犬を一人で過ごせるようにする方法」(英語)も参考になります。
水・室温・トイレを整えて安全な環境を作る
留守番中は、犬が安全に過ごせる環境を整えましょう。
特に、水や室温、トイレの管理は欠かせません。
出かける前には、次の点を確認してください。
- 新鮮な水を飲める状態にする
- エアコンなどで室温を管理する
- トイレと休める場所を確保する
また、誤飲につながる小物や電気コードにも注意しましょう。
犬の体格や性格に合わせて、ケージやサークルを使う方法もあります。
ただし、狭いクレートに長時間閉じ込めたままにするのは避けたいところです。
犬が無理なく過ごせるスペースを用意してくださいね。
出勤前後に散歩や遊びの時間を確保する
共働き家庭では、出勤前後の時間を上手に使いましょう。
散歩や遊びは、犬の運動不足や退屈を防ぐ助けになります。
例えば、次のような過ごし方です。
- 出勤前に無理のない範囲で散歩する
- 帰宅後に遊びや触れ合いの時間を作る
- においを嗅ぐ遊びを取り入れる
ただし、疲れさせれば長時間留守番できるわけではありません。
犬の年齢や体調に合わせて、運動量を調整しましょう。
帰宅後は、愛犬の様子を確認しながら一緒に過ごしてくださいね。
留守番用のおもちゃは安全性を確認して選ぶ
留守番中のおもちゃは、退屈対策に役立つ場合があります。
ただし、犬によっては噛み壊してしまうこともあります。
選ぶ際は、次の点を確認しましょう。
- 小さな部品が外れないか
- 噛んで壊れやすい素材ではないか
- 犬の体格や噛む力に合っているか
初めて使うおもちゃは、飼い主さんがいるときに試してください。
壊したり飲み込んだりするおそれがある物は、留守番中に置かないようにしましょう。
安全に使えるかを確認してから取り入れてくださいね。
ペットカメラで留守番中の様子を確認する
「仕事中、愛犬が何をしているのか気になる」という方もいますよね。
そんなときは、ペットカメラを使う方法があります。
外出先から、次のような様子を確認できます。
- 落ち着いて眠っているか
- 吠え続けたり歩き回ったりしていないか
- 危険な物を噛んでいないか
録画機能があれば、帰宅後に様子を振り返ることもできます。
ただし、カメラだけでは犬を直接助けられません。
異変があったときに対応できる人も考えておきましょう。
ペットカメラの選び方は、下記の記事でも紹介しています。
長時間家を空ける日は家族やペットシッターに頼る
共働き家庭では、どうしても留守番が長くなる日もありますよね。
そんな日は、途中で人がお世話できる方法を考えましょう。
例えば、次のような選択肢があります。
- 家族や信頼できる知人に頼む
- ペットシッターに訪問してもらう
- 犬の預かりサービスを利用する
利用する際は、犬との相性やサービス内容も確認してください。
長時間の留守番を毎日の前提にせず、愛犬に合った方法を選びましょう。
4. 共働きで飼う犬はどう選ぶ?犬種より大切な判断基準

「共働きでも飼いやすい犬種を選びたい」と考えますよね。
ただし、犬種だけで留守番の得意さは決まりません。
犬自身の性格や年齢、家庭の生活リズムも考えて選びましょう。
留守番の得意・不得意は犬種だけでは決まらない
犬種によって性格や活動量の特徴はあります。
ただし、同じ犬種でも留守番が得意な犬と苦手な犬がいます。
犬を選ぶ際は、次の点も確認しましょう。
- 一人で過ごすときの反応
- これまでの留守番経験
- 飼い主さんと離れたときの様子
例えば、自立心がある犬種でも、留守番に不安を感じる犬はいます。
反対に、甘えん坊でも一人で落ち着いて過ごせる犬もいるでしょう。
犬種のイメージだけで判断せず、性格や経験も確認しましょう。
具体的な見分け方は、留守番が得意な犬の特徴5つと4犬種を紹介した記事でも詳しく紹介しています。
子犬を迎える場合は日中のお世話と慣らし期間を確保する
子犬を迎えたいと思う方も多いですよね。
ただし、子犬は成犬よりもこまめなお世話が必要になる場合があります。
特に、次の点を考えておきましょう。
- 食事や排泄の間隔が短い
- 一人で過ごす練習がまだできていない
- 体調の変化に気づける体制があるか
迎えた直後から長時間留守番させるのは避けたいところです。
休暇を取ったり、家族に協力してもらったりする方法も考えましょう。
子犬の留守番については、共働きでも子犬は留守番できる?留守番時間の目安と仕事中の対策を解説も参考にしてくださいね。
成犬や保護犬を迎える場合は性格や留守番経験を確認する
共働き家庭では、成犬や保護犬を迎える選択肢もあります。
これまでの生活や性格を確認できる場合があるためです。
迎える前には、次の点を聞いてみましょう。
- 一人で過ごした経験があるか
- 留守番中に吠えや破壊行動が出るか
- 普段の生活リズムはどうか
保護団体や預かり家庭から、詳しい様子を聞ける場合もあります。
ただし、環境が変わると行動も変わることがあります。
迎えた後は、短時間から様子を見てあげてくださいね。
運動量・お手入れ・健康管理の負担も考える
犬を選ぶときは、留守番の得意さだけに注目しないようにしましょう。
毎日の運動やお手入れにも時間がかかります。
例えば、次のような点です。
- 散歩や遊びにどのくらい時間がかかるか
- ブラッシングやトリミングが必要か
- 持病や体質に合わせた健康管理ができるか
小型犬だからお世話が少なくて済むとは限りません。
犬種の特徴に加えて、個体ごとの健康状態も確認しましょう。
夫婦の生活に無理なく取り入れられるか考えてくださいね。
生活スタイルに合う犬を選び、無理に留守番させない
共働き家庭で犬を迎えるなら、生活スタイルとの相性を考えましょう。
例えば、帰宅時間が遅い家庭では、長時間のお世話を頼める体制があるか確認したいところです。
犬を選ぶ前に、次の点を整理してみてください。
- 毎日の留守番時間
- 散歩や食事に使える時間
- 家族や外部サービスのサポート
犬の性格だけでなく、家庭の環境も関係します。
「留守番が得意そうだから大丈夫」と考えず、無理のない暮らし方を選びましょう。
5. 共働きで犬を飼うことに関するQ&A
「共働きで犬を迎える前に、まだ気になることがある」という方もいますよね。
ここでは、よくある疑問に答えます。
Q1. 共働きで犬を飼うのはかわいそう?
A. 共働きだからといって、犬が必ずかわいそうになるわけではありません。
ただし、長時間の留守番や運動不足が続くと、犬に負担がかかる場合があります。
毎日のお世話や触れ合いの時間を確保しましょう。
犬が落ち着いて過ごせているか、普段の様子も確認してくださいね。
Q2. 共働きで犬を8時間以上留守番させても大丈夫?
A. 8時間以上の留守番が、すべての犬に適しているわけではありません。
年齢や健康状態、排泄の間隔によって状況は変わります。
特に子犬や老犬では、こまめなお世話が必要になる場合もあります。
長時間になる日は、途中で人が様子を見る方法も考えましょう。
留守番時間については、犬は何時間まで留守番できる?でも詳しく紹介しています。
Q3. 共働きで子犬を迎えるのは難しい?
A. 共働きでも子犬を迎えられますが、日中のお世話をどうするか考えておきましょう。
子犬は食事や排泄の間隔が短く、一人で過ごす練習も必要です。
迎えた直後から長時間留守番させるのは避けたいところです。
休暇や家族の協力を活用しながら、少しずつ慣らしてあげましょう。
Q4. 共働きでも飼いやすい犬種はある?
A. 犬種だけで、共働き家庭に向いているかは決まりません。
同じ犬種でも性格や留守番経験は違います。
また、運動量やお手入れの負担も考えたいところです。
犬種の特徴を参考にしながら、家庭の生活リズムに合う犬を選びましょう。
Q5. 夫婦ともにフルタイム勤務でも犬を飼える?
A. フルタイム勤務でも、犬を飼うことはできます。
ただし、毎日の留守番時間とお世話の体制を確認しましょう。
通勤時間や残業も含めると、留守番が長くなる場合があります。
家族やペットシッターの協力も考えながら、無理のない環境を整えてくださいね。
Q6. 留守番中に吠える・いたずらする場合はどうする?
A. まずは、吠えやいたずらの原因を確認しましょう。
退屈や運動不足が関係する場合もあります。
一方で、強い不安から行動が出る犬もいます。
留守番中に吠え続ける場合は、犬が留守番中に吠える原因と対策を参考にしてみてください。
家具を噛んだり物を壊したりする場合は、犬が留守番中にいたずらする原因と対策も役立ちます。
また、強い不安が続く場合は、分離不安の可能性も考えられます。
行動だけで判断せず、獣医師などに相談しましょう。
詳しくは、ASPCA「犬の分離不安について」(英語)も参考にしてくださいね。
6. まとめ|共働きで犬を飼うなら留守番時間とお世話の体制を整えよう

「共働きでも犬と楽しく暮らしたい」と思いますよね。
共働きでも、犬を飼うことはできます。
ただし、留守番時間や毎日のお世話について、事前に考えておきましょう。
特に確認したいのは、次の3点です。
- 犬が一人で過ごす時間はどのくらいか
- 散歩や食事、通院に対応できるか
- 急な残業や長時間の外出時に頼れる人がいるか
また、犬種だけで留守番の得意・不得意は決まりません。
犬の性格や年齢、これまでの経験も関係します。
これから犬を迎える方は、まず夫婦の勤務時間と生活リズムを整理してみてくださいね。
すでに犬と暮らしている方は、留守番中の様子を確認しながら、愛犬に合った環境を整えていきましょう。
