
仕事で家を空けることが多いけれど、犬を飼いたい
留守番が得意な犬種っているのかな?
そんな疑問を持つ方もいますよね。
一人でも落ち着いて過ごせる犬はいます。
ただし、留守番の得意・不得意は犬種だけでは決まりません。
性格や年齢、これまでの経験も関係します。
この記事では、次の内容を紹介します。
- 留守番が得意な犬の特徴と犬種
- 留守番が苦手な犬との違い
- 一人で過ごすことに慣れてもらう方法
これから犬を迎える方も、すでに愛犬と暮らしている方も、ぜひ参考にしてくださいね。

1. 留守番が得意な犬にはどんな特徴がある?

「どんな犬なら安心して留守番できるの?」と気になりますよね。
留守番が得意な犬には、いくつか共通する特徴があります。
ただし、当てはまるからといって、長時間一人で過ごせるとは限りません。
一人でも落ち着いて休める
留守番が得意な犬は、一人の時間も落ち着いて過ごせます。
飼い主さんが別の部屋にいても、寝床で休める犬などです。
例えば、次のような様子が見られます。
- 一人でも眠ったり休んだりできる
- 飼い主さんを常に追いかけない
- 周囲の小さな物音に過剰に反応しない
ただし、普段静かな犬でも、留守番中は違う行動をする場合があります。
実際に一人で過ごす様子も確認しましょう。
飼い主と離れても強い不安を感じにくい
飼い主さんと離れたときの反応も、一つの判断材料です。
離れても落ち着いていられる犬は、留守番に慣れやすいでしょう。
一方、姿が見えなくなるだけで吠える犬もいます。
ドアの前で鳴き続けたり、後を追いかけたりする場合もありますね。
ただし、甘えん坊だから留守番が苦手とは限りません。
飼い主さんが大好きでも、一人の時間を落ち着いて過ごせる犬はいます。
普段の甘え方だけで判断しないようにしましょう。
生活リズムが安定している
犬が安心して過ごすには、毎日の生活リズムも関係します。
食事や散歩、休む時間がある程度決まっていると、過ごし方を覚えやすくなります。
例えば、朝の散歩を終えてから休む習慣がある犬です。
飼い主さんの外出中も、寝床で過ごせる場合があります。
ただし、決まった時間に出かけるだけで、留守番が得意になるわけではありません。
犬が無理なく過ごせる環境も整えてあげましょう。
適度な運動や遊びで満足できる
犬は、体力や活動量によって過ごし方が違います。
散歩や遊びで満足できると、家では落ち着いて休める犬もいます。
留守番前には、次のような時間を作ってみましょう。
- 無理のない範囲で散歩する
- おもちゃを使って一緒に遊ぶ
- においを嗅ぐ遊びを取り入れる
ただし、疲れさせれば長時間留守番できるわけではありません。
運動量は犬の年齢や体調に合わせて調整してくださいね。
一人で過ごすことに慣れている
留守番が得意な犬は、一人で過ごす経験を積んでいる場合があります。
例えば、次のような犬です。
- 短時間の留守番に慣れている
- 飼い主さんが離れても落ち着ける
- 安心して休める場所を知っている
ただし、同じ犬種でも性格や経験は違います。
留守番に慣れていない犬は、不安を感じることもあるでしょう。
犬種だけで判断せず、愛犬の様子を見ながら練習してあげてくださいね。
2. 留守番が得意といわれる犬種と選ぶときの注意点

「具体的には、どの犬種が留守番に向いているの?」と知りたいですよね。
ここでは、留守番に向いている犬種として名前が挙がることのある4犬種を紹介します。
ただし、犬種によって留守番の得意さが保証されるわけではありません。
同じ犬種でも性格や経験は違うため、あくまで参考として見てくださいね。
柴犬|自立心がある一方で個体差も大きい
柴犬は、自立心がある犬種として知られています。
飼い主さんと適度な距離を保つ犬もいますが、留守番が得意とは限りません。
特に注意したいのは、次の3点です。
- 運動不足によるストレス
- 退屈によるいたずら
- 物音への警戒や吠え
柴犬を迎えるなら、留守番への反応だけでなく、毎日の散歩や運動時間も考えましょう。
フレンチブルドッグ|落ち着いて過ごす犬もいるが暑さや呼吸器に注意
フレンチブルドッグには、室内でゆったり過ごす犬もいます。
ただし、人との触れ合いを好む犬もいるため、留守番が得意とは限りません。
特に次の点に注意しましょう。
- 室温が高くなりすぎないか
- 呼吸が苦しそうになっていないか
- 涼しく休める場所があるか
鼻が短く、呼吸に問題を抱える犬もいます。
暑い季節は室温を管理し、呼吸に不安があれば獣医師に相談してくださいね。
シーズー|穏やかな性格の犬もいるが一人で過ごす練習は必要
シーズーには、穏やかに室内で過ごす犬もいます。
ただし、人と一緒にいるのが好きな犬もいるため、留守番への慣れ具合は確認しましょう。
特に意識したいのは、次の3点です。
- 短時間から留守番に慣らす
- 安心して休める寝床を作る
- 暑さや呼吸の様子に注意する
シーズーも鼻が短い犬種なので、室温管理には気を配りましょう。
寝床や生活スペースの選び方は、下記の記事も参考にしてみてくださいね。
チワワ|小型で飼いやすくても留守番が得意とは限らない
チワワは体が小さく、室内で飼いやすいと感じる方もいるでしょう。
ただし、体の小ささと留守番の得意さは別です。
次のような点も確認しましょう。
- 飼い主さんと離れても落ち着けるか
- 周囲の物音に敏感すぎないか
- 散歩や遊びの時間を確保できるか
小型犬でも、運動や飼い主さんとの触れ合いは欠かせません。
犬種だけで判断せず、一人で過ごすときの様子を確認してくださいね。
犬種ランキングだけで判断せず、性格や飼育環境も確認する
犬種ランキングを見ると、どの犬を選べばいいか迷いますよね。
ただし、留守番の得意さを犬種だけで順位づけするのは難しいです。
犬を迎える前には、次の点を確認しましょう。
- 一人で過ごすときの反応
- 毎日の運動量やお世話の時間
- 留守番中に頼れる家族やサポート
すでに留守番経験のある成犬なら、普段の様子を聞く方法もあります。
子犬の場合は、成長後の性格まで正確に予測できません。
「留守番に強い犬種」を探すだけでなく、無理なく暮らせる環境を考えましょう。
3. 留守番が苦手な犬の特徴と見分け方
「うちの犬は留守番が苦手なのかな?」と心配になりますよね。
留守番が苦手な犬は、行動に変化が出る場合があります。
ただし、一つの行動だけで原因を決めつけないようにしましょう。
飼い主が離れると吠える・鳴く
飼い主さんが外出すると、吠えたり鳴いたりする犬がいます。
寂しさや不安が理由の場合もあるでしょう。
ただし、外の物音や来客に反応している可能性もあります。
まずは、いつ吠えているのか確認しましょう。
出発直後だけなのか、長時間続いているのかも見てください。
留守番中の吠えについては、「犬が留守番中に吠える原因と対策」でも紹介しています。
留守番中にいたずらや破壊行動をする
留守番中に家具を噛んだり、物を壊したりする犬もいます。
退屈や運動不足が関係する場合もありますね。
一方で、不安から破壊行動が出る犬もいます。
例えば、次のような行動です。
- ドアや窓の周辺を引っかく
- 家具やクッションを噛み壊す
- 留守番中だけ物を荒らす
ただし、子犬の場合は好奇心や歯の生え替わりも関係します。
いたずらを叱る前に、原因と室内の安全を確認しましょう。
詳しくは「犬が留守番中にいたずらする原因と対策」も参考にしてみてくださいね。
落ち着かず歩き回る・よだれが増える
留守番中に落ち着かない様子が続く犬もいます。
例えば、次のような行動です。
- 同じ場所を何度も歩き回る
- よだれが普段より増える
- 呼吸が荒くなる
こうした行動は、不安やストレスが関係する場合があります。
ただし、暑さや体調不良が原因のこともあるため注意しましょう。
特に呼吸が苦しそうな場合は、早めに獣医師へ相談してくださいね。
子犬や老犬は性格に関係なく特別な配慮が必要
子犬や老犬は、留守番が得意な性格でも配慮したい点があります。
特に確認したいのは、次の3点です。
- 子犬は排泄や食事の間隔が短い
- 老犬は体調や生活リズムが変わりやすい
- 年齢によって留守番できる時間が異なる
子犬は、まだ一人で過ごすことに慣れていない場合もあります。
老犬では、視力や聴力の変化にも気を配りましょう。
愛犬の年齢や体調に合わせて、留守番環境を整えてくださいね。
子犬の留守番については、「共働きでも子犬は留守番できる?留守番時間の目安と仕事中の対策を解説」でも詳しく紹介しています。
強い不安が続く場合は分離不安の可能性も考える
留守番中に強い不安が続く場合は、分離不安も考えられます。
分離不安では、飼い主さんと離れることに強い苦痛を感じます。
例えば、次のような行動が見られる場合があります。
- 外出すると激しく吠え続ける
- ドア周辺を壊そうとする
- よだれや落ち着かない行動が増える
ただし、これらの行動だけで分離不安とは判断できません。
体調不良や環境の問題が関係する場合もあります。
強い不安が続くときは、獣医師や犬の行動に詳しい専門家へ相談しましょう。
4. 留守番が得意な犬に育てるための方法

「留守番が苦手な犬でも慣れてくれるかな?」と気になりますよね。
犬の性格を無理に変えるのではなく、一人でも安心できる経験を増やしましょう。
焦らず、犬の反応を見ながら進めるのがポイントです。
短時間から少しずつ一人で過ごす練習をする
留守番の練習は、短い時間から始めましょう。
最初から何時間も一人にするのは避けたいところです。
例えば、次のように進めます。
- 別の部屋で短時間過ごす
- 落ち着けたら少しずつ時間を延ばす
- 短い外出でも練習する
犬が強く不安を感じる場合は、無理に時間を延ばさないようにします。
落ち着いて過ごせる時間を少しずつ増やしましょう。
留守番前に散歩や遊びの時間を確保する
留守番前には、散歩や遊びの時間を作ってあげましょう。
体を動かしたり、においを嗅いだりすると、犬の気分転換にもなります。
ただし、激しい運動をさせればいいわけではありません。
年齢や体調に合った活動を選びましょう。
散歩の後は、水分補給や休憩の時間も確保してくださいね。
安心して休める寝床や安全なスペースを用意する
留守番中は、犬が安心して休める場所を作りましょう。
クレートやケージ、サークルなどを使う方法があります。
選ぶ際は、次の点を確認してください。
- 犬が無理なく休める広さがあるか
- 水やトイレを利用できるか
- 誤飲や転倒につながる物がないか
長時間の留守番では、狭いクレートに閉じ込めたままにしないようにします。
サークル内にクレートを置き、自由に出入りできる形もおすすめです。
クレートの使い方や留守番時間については、「犬の留守番はクレートで大丈夫?何時間まで使えるか・ケージやサークルとの違いを解説」も参考にしてみてくださいね。
留守番用のおもちゃは安全性を確認して選ぶ
留守番中のおもちゃは、退屈対策として使えます。
ただし、犬によっては噛み壊してしまうこともあります。
選ぶときは、次の点を確認しましょう。
- 小さな部品が外れないか
- 噛んで壊しやすい素材ではないか
- 犬の体格や噛む力に合っているか
初めて使うおもちゃは、在宅中に様子を見てください。
誤飲するおそれがある物は、留守番中に置かないようにしましょう。
ペットカメラで留守番中の行動を確認し、必要に応じて環境を見直す
犬が留守番中にどう過ごしているか、気になりますよね。
ペットカメラがあれば、外出先から様子を確認できます。
例えば、次のような行動を見てみましょう。
- 落ち着いて眠っているか
- 吠え続けたり歩き回ったりしていないか
- 危険な物を噛んでいないか
録画機能があれば、帰宅後に確認することもできます。
ただし、カメラだけでは犬を直接助けられません。
異変があったときの対応方法も考えておきましょう。
詳しくは下記の記事を参考にしてみてくださいね。
留守番が得意でも長時間一人にしすぎない
一人で落ち着いて過ごせる犬でも、長時間の留守番には配慮しましょう。
留守番が得意なことと、何時間でも一人で過ごせることは別です。
水分補給や排泄、運動なども考えなければなりません。
仕事で長時間家を空ける場合は、家族に頼る方法もあります。
ペットシッターなどの利用も検討してみましょう。
留守番時間の考え方は、「犬は何時間まで留守番できる?」でも詳しく紹介しています。
5. 留守番が得意な犬に関するQ&A
「犬を迎える前に、もう少し具体的に知りたい」と思いますよね。
ここでは、留守番が得意な犬についてよくある疑問に答えます。
Q1. 留守番が得意な小型犬はいる?
A. 小型犬にも、一人で落ち着いて過ごせる犬はいます。
ただし、犬種や体の大きさだけでは判断できません。
同じ小型犬でも、性格や留守番経験は違います。
普段の様子を見ながら、少しずつ練習しましょう。
Q2. 共働きでも飼いやすい犬種は?
A. 犬種だけで、共働き家庭に向いているかは決まりません。
毎日の留守番時間や、散歩に使える時間も関係します。
途中でお世話を頼める人がいるかも考えたいところです。
犬を迎える前に、家族の生活リズムと飼育環境を確認しましょう。
Q3. 留守番が得意な犬なら8時間以上一人にしても大丈夫?
A. 留守番が得意でも、8時間以上一人にして大丈夫とは限りません。
特に次の点を確認しましょう。
- 年齢や健康状態に問題がないか
- 水分補給や排泄ができるか
- 途中で人が様子を見られるか
長時間になる場合は、家族やペットシッターに頼る方法も考えましょう。
Q4. 子犬のうちから留守番が得意かどうか分かる?
A. 子犬の様子は参考になりますが、将来まで正確には分かりません。
成長によって性格や行動が変わることもあります。
特に確認したいのは、次の3点です。
- 一人でも落ち着いて休めるか
- 飼い主さんと離れても強く不安がらないか
- 排泄や食事の間隔に無理がないか
子犬は、短時間から少しずつ留守番に慣らしましょう。
Q5. 保護犬や成犬を迎える場合は留守番への適性を確認できる?
A. これまでの留守番経験を確認できる場合があります。
保護団体や預かり家庭などに、普段の様子を聞いてみましょう。
例えば、一人で過ごす時間や吠えの有無などです。
ただし、新しい家庭では行動が変わることもあります。
迎えた後も、短時間から様子を確認してくださいね。
Q6. 留守番が苦手な犬も練習すれば慣れる?
A. 少しずつ慣れる犬もいますが、すべての犬が同じように慣れるわけではありません。
まずは、苦手な理由を確認しましょう。
退屈や環境が原因なら、過ごし方を変える方法もあります。
強い不安が続く場合は、無理に一人の時間を延ばさないようにします。
獣医師などに相談しながら進めることも考えてくださいね。
6. まとめ|留守番が得意な犬を選ぶなら犬種より性格と生活環境を重視しよう

「留守番が得意な犬種なら安心」と考えたくなりますよね。
ただし、犬種だけで留守番の得意・不得意は決まりません。
犬の性格や年齢、これまでの経験も関係します。
犬を選ぶときは、次の3点を確認しましょう。
- 一人でも落ち着いて過ごせるか
- 留守番に慣れる経験があるか
- 家庭の生活リズムに合っているか
また、留守番が得意な犬でも、長時間一人にしすぎないようにしましょう。
安心できる寝床や、安全な生活スペースを用意することも大切です。
これから犬を迎える方は、犬種ランキングだけで決めず、実際の性格や飼育環境も確認してみてくださいね。
すでに犬と暮らしている方は、まず短い留守番から様子を見て、愛犬に合った過ごし方を見つけていきましょう。

