
- 子犬用のドッグフードはいつまで与えるの?
- 1歳になったら成犬用へ変えればいい?
子犬が大きくなってくると迷いますよね。
子犬用から成犬用へ切り替える時期は、すべての犬で同じではありません。
犬種や体格、成長具合などによって変わります。
また、急にフードを変更すると、食べなくなったり便の状態が変わったりすることも。
この記事では、子犬用ドッグフードをいつまで与えるのか解説します。
成犬用へ切り替える方法や、フード選びも見ていきましょう。

子犬用ドッグフードはいつまで与える?

「1歳になったら変えるのかな?」と迷うと思います。
まずは、子犬から成犬へ成長する時期を目安に考えてみましょう。
子犬用から成犬用へ切り替える時期の目安
子犬用フードは、成長期に合わせて作られています。
そのため、成長が落ち着いてきた時期が切り替えを考える目安です。
ただし、「生後○か月で必ず変更」と一律には決められません。
確認したいのは次の3点です。
- 犬種や成犬時の体格
- 体重の増え方
- 現在与えているフードの対象年齢
小型犬と大型犬では、成長するスピードも異なります。
パッケージに切り替え時期が書かれている場合は、そちらも確認しましょう。
子犬の食事について詳しく知りたい方は、「子犬を迎える準備と食事のポイント」も参考にしてみてください。
小型犬・中型犬・大型犬で切り替え時期は異なる
犬は体格によって成長スピードが異なります。
小型犬は比較的早く成長しますが、大型犬では成長期間が長くなる場合があります。
そのため、すべての犬を「1歳」で区切るのは避けたいところです。
特に大型犬の成長期は、食事の栄養バランスにも注意しましょう。
愛犬の犬種や成犬時の大きさを確認し、今のフードがいつまで対象なのかチェックしてください。
判断に迷う場合は、獣医師へ相談すると安心です。
月齢だけでなく成長具合や体重も確認する
月齢だけで判断せず、愛犬の成長具合も確認しましょう。
特に見ておきたいのは次の3つです。
- 体重がどのように増えているか
- 体型が太りすぎたり痩せすぎたりしていないか
- 子犬用フードの給与量が合っているか
成長のスピードには個体差があります。
同じ犬種、同じ月齢でも体格が同じとは限りません。
定期的に体重を測りながら、愛犬の成長を確認してみましょう。
子犬用と成犬用ドッグフードの違い

「見た目は同じだけど何が違うの?」と思いますよね。
大きな違いは、それぞれのライフステージに合わせて栄養設計されている点です。
成長期に必要な栄養バランスが異なる
子犬は体が成長している途中です。
そのため、成犬とは求められる栄養バランスが異なります。
フードを選ぶときは、単に「子犬用」「成犬用」という商品名だけで判断しないようにしましょう。
パッケージに記載された対象年齢や栄養基準を確認してください。
主食として与えるなら、そのライフステージに対応した総合栄養食かどうかもチェックしましょう。
カロリー・タンパク質・脂質などを確認する
子犬用と成犬用では、カロリーや栄養設計が異なる商品があります。
確認したいのは次の3点です。
- カロリー
- タンパク質・脂質
- カルシウムなどのミネラル
ただし、「タンパク質が高ければ子犬向き」と単純には判断できません。
成長期では、栄養素同士のバランスも確認したいところです。
商品の対象年齢や栄養基準まで見ながら選びましょう。
子犬用ドッグフードを成犬に与え続けても大丈夫?
成長が落ち着いてきたら、今のフードが成犬期にも対応しているか確認しましょう。
子犬向けのフードは、成長期を対象に栄養設計されている商品があります。
成犬になって運動量が変われば、必要なカロリーも変化します。
子犬のころと同じ量を与え続けると、摂取カロリーが多くなる場合もあります。
成長が落ち着いてきたら、愛犬のライフステージに合ったフードや給与量へ見直しましょう。
ただし、全年齢対応フードは考え方が異なります。
対象年齢や給与量を確認して与えてください。
子犬用から成犬用ドッグフードへの切り替え方
「今日から全部変えていいの?」と悩みますよね。
基本的には、一気に変えず少しずつ移行していきましょう。
今までのフードに少しずつ混ぜて切り替える
成犬用フードへ変更するときは、今までのフードに少しずつ混ぜていきます。
たとえば、次のような流れです。
- 最初は今までのフードを多めにする
- 徐々に新しいフードの割合を増やす
- 問題がなければ新しいフードへ移行する
WSAVAでは、新しい食事への変更は7〜10日程度かけて徐々に行う方法を案内しています。
愛犬によって適したペースは異なるため、便や食欲を見ながら進めましょう。
便・食欲・体重の変化を確認する
切り替えている途中は、愛犬の様子を観察しましょう。
特に確認したいのは次の3つです。
- 便の状態
- 食欲
- 体重や体型
新しいフードへ変えると、食べる量も変わる場合があります。
以前のフードと同じグラム数が適量とは限りません。
新しい商品の給与量を確認し、体重や体型を見ながら調整しましょう。
切り替えたら食べなくなった場合の対処法
「成犬用に変えたら急に食べなくなった」ということもあります。
そんなときは、次の3点を確認してみましょう。
- 急にすべてのフードを変更していないか
- 粒の大きさや硬さが変わっていないか
- 味や香りが愛犬に合っているか
今まで食べていたフードを少し混ぜ、移行ペースをゆっくりにする方法もあります。
ただし、元気がない、嘔吐や下痢がある場合は注意してください。
フードの好みだけと判断せず、動物病院へ相談しましょう。
子犬がフードを食べない原因については、「子犬がドッグフードを食べないときの原因と対処法」も参考にしてみてください。
愛犬に合わない場合は無理に切り替えない
「成犬用だから食べてもらわないと」と焦ることもありますよね。
しかし、食べないフードを無理に与え続ける必要はありません。
粒の硬さや大きさ、香りなどが合わないこともあります。
便の状態が安定しない場合も、切り替え方を見直してみましょう。
体調に問題がなければ、別の成犬向けフードを検討する方法もあります。
食べない状態が続く場合は、獣医師へ相談してください。
成犬用に切り替えるドッグフードの選び方

「次はどのフードを買えばいい?」と迷いますよね。
成犬用という表示だけでなく、愛犬に合っているかを見ながら選びましょう。
年齢・犬種・体格に合ったフードを選ぶ
まず確認したいのが、フードの対象年齢です。
成犬向けの商品でも、対象となる犬の大きさが分かれている場合があります。
確認したいポイントは次の3つです。
- 対象年齢
- 対象となる犬種・体格
- 1日の給与量
小型犬と大型犬では、食べやすい粒のサイズなども変わります。
パッケージの表示を確認しながら選びましょう。
肉や魚など主原料と栄養バランスを確認する
原材料もチェックしてみましょう。
チキンや魚など、どんな食材が使われているか確認します。
ただし、原材料の最初に肉が書かれていれば、それだけでよいフードとは判断できません。
主食として与えるなら、愛犬のライフステージに合った栄養設計になっているかも確認しましょう。
原材料だけでなく、カロリーや保証成分なども一緒に見ると選びやすくなります。
粒の大きさ・硬さ・食いつきもチェックする
毎日食べるものなので、食べやすさも確認しましょう。
特に見たいのは次の3点です。
- 口に入れやすい粒の大きさ
- 無理なく食べられる硬さ
- 愛犬が好む香りや食感
子犬用から成犬用へ変えると、粒の形や大きさが変わる場合があります。
新しいフードを食べないときは、栄養面だけでなく食べやすさも確認してみましょう。
小粒のフードを探している方は、「無添加・小粒ドッグフードの選び方」も参考にしてみてください。
全年齢対応のドッグフードという選択肢もある
商品によっては「全年齢対応」「オールライフステージ」などと表示されたフードもあります。
こうしたフードなら、子犬から成犬まで同じ商品を与えられる場合があります。
ただし、「全年齢対応=どの犬にも同じ量で与えられる」という意味ではありません。
成長期と成犬期では、給与量を変える必要があります。
AAFCOでも、成長期・成犬維持期・全ライフステージなどが区分されています。
全年齢対応フードを選ぶ場合も、パッケージの栄養適合表示や給与量を確認しましょう。
子犬から成犬まで与えられるフードを探している方は、全年齢対応の商品も選択肢になります。
モグワンの対象年齢や原材料、特徴については、下記の記事で詳しく紹介しています。
子犬用ドッグフードはいつまで?よくあるQ&A
「うちの子の場合はどうなの?」という疑問もありますよね。
よく迷いやすいポイントをQ&Aで確認していきましょう。
Q1. 子犬用フードは1歳まで与えればいい?
A. すべての犬が1歳で切り替わるわけではありません。
確認したいのは次の3点です。
- 犬種や体格
- 成長具合
- フードに記載された対象年齢
小型犬と大型犬では、成長のペースが異なります。
「1歳になったから」と月齢だけで決めず、愛犬の成長を見ながら判断しましょう。
Q2. 子犬用から成犬用へ早く切り替えても大丈夫?
A. 自己判断で早く切り替えるのは避けましょう。
成長期の子犬と成犬では、求められる栄養設計が異なります。
特にまだ成長途中なら、成犬維持期向けのフードへ急いで変える必要はありません。
今使っている商品の対象年齢を確認してください。
判断に迷ったら、獣医師へ相談しましょう。
Q3. 避妊・去勢手術をしたら切り替え時期は変わる?
A. 手術をしただけで、すぐ成犬用へ切り替えるとは限りません。
まだ成長期であれば、成長に合った栄養を考える必要があります。
一方で、手術後は体重管理について相談したい場合もあります。
フードの種類や給与量を自己判断で大きく変えるのではなく、体重や体型を確認しましょう。
手術を受けた動物病院で食事について相談するのもおすすめです。
Q4. 全年齢対応フードなら子犬から成犬まで与えられる?
A. 子犬の成長期にも対応した商品なら、与えられる場合があります。
ただし、パッケージの「全年齢対応」という言葉だけで判断しないようにしましょう。
確認したいのは次の3点です。
- 成長期に対応しているか
- 成犬時の維持期にも対応しているか
- ライフステージごとの給与量
AAFCOでは「growth(成長期)」「adult maintenance(成犬維持期)」「all life stages(全ライフステージ)」などの区分があります。
全年齢対応フードでも、成長に合わせて給与量を調整しましょう。
Q5. 大型犬の子犬に全年齢対応フードを与えてもいい?
A. 「全年齢対応」という表示だけで選ぶのは避けましょう。
大型犬の子犬では、成長期の栄養設計をより慎重に確認したいところです。
特に確認したいのは次の3点です。
- 大型犬の成長期に対応しているか
- 商品の栄養適合表示
- 大型犬の子犬向けの給与量
AAFCOの栄養基準でも、大型犬の成長期についてカルシウムなどに配慮した基準が設けられています。
海外基準を採用した商品なら、ラベルの栄養適合表示まで確認しましょう。
国内商品については、メーカーが示す対象年齢や対象犬種も確認してください。
迷う場合は獣医師へ相談しましょう。
まとめ|子犬用ドッグフードは成長に合わせて成犬用へ切り替えよう

「いつ成犬用へ変えればいいの?」と迷いやすいですよね。
子犬用フードの卒業時期は、月齢だけで決めないことがポイントです。
確認したいのは次の3つです。
- 犬種や体格、成長具合を見る
- フードの対象年齢や栄養設計を確認する
- 成犬用へ変えるときは少しずつ移行する
特に大型犬は、小型犬より成長期間が長くなる場合があります。
「1歳になったから」と一律に切り替えず、愛犬の成長に合わせて判断しましょう。
切り替え中は、便・食欲・体重なども確認してください。
愛犬が食べやすく、成長段階に合ったフードを選んであげましょう。
