
- 散歩に行こうとすると、うちの子が玄関から飛び出してしまう…
- 門の前で静かにしてくれないから毎回ヒヤヒヤ…
そんなお悩みを持つ飼い主さんは意外と多いです。
でも、玄関や門の前で犬を落ち着かせる「校門絞り」がしっかり身についていれば、こうした不安はぐっと減らせます。
この記事では、
- 校門絞りとは何か?
- やらないことで起こる5つのリスク
- 正しいトレーニング方法
- うまくいかない時の対処法
などを、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

校門絞りをしないとどうなる?考えられる5つのリスク

飛び出しによる交通事故リスクが高まる
門を開けた瞬間にリードを引っ張って飛び出すと、
自転車や車との接触事故に直結する可能性も。
- たった数秒の「待て」で命が守れる
- 「うちの子は大丈夫」は油断かも
一度の飛び出しが、取り返しのつかない事態になることもあります。
飼い主の指示を待たない習慣がつく
指示を聞かずに先に動くクセがつくと、
- 「待て」「おいで」なども聞かなくなる
- 飼い主の声が届かない状態に
結果的に、日常生活のコントロールが難しくなってしまいます。
他のしつけ(待て・呼び戻し)にも悪影響
校門絞りは「飼い主の合図を待つ」というしつけの土台になります。
- これができないと、他のしつけも不安定に
- 「やるときとやらないときがある」状態に
一貫性のない行動が増えると、犬も混乱してしまいます。
外出時の不安が増え、飼い主のストレスに
また飛び出したらどうしよう…
そんな不安を抱えての散歩は、飼い主にとっても負担です。
- リードを強く引っ張られる
- 興奮して玄関で飛び跳ねる
- 落ち着いて外出できない
こうした状況が続けば、散歩の楽しさも半減してしまいます。
危険を察知する犬の力が育たない
校門絞りは、犬自身に「周囲を見て判断する」習慣を育てます。
- 出る前に立ち止まる
- 空気を読む
- 落ち着いて指示を待つ
こうした力が、他の場面でも犬を守る判断力につながっていきます。
校門絞りとは?意味と目的をわかりやすく解説

校門絞りとは犬の“飛び出し防止”トレーニング
「校門絞り」とは、玄関や門の前で犬を一度ピタッと止める習慣のこと。
たとえば、散歩前にテンションMAXでドアに突進する…そんな経験はありませんか?
もしそのまま門を開けてしまえば、犬が飛び出して道路に出る危険もあります。
校門絞りは「出る前にいったん止まる」「合図があるまで動かない」を習慣づけることで、飛び出し事故を防ぎ、安全を守るしつけです。
なぜ校門で止まらせることが重要なのか
犬は刺激に反応しやすく、外の音や匂いに夢中になると一直線に飛び出してしまいます。
玄関を開けた一瞬で、事故が起こる可能性もあるからこそ、
- 「門の前=止まる場所」と認識させる
- 「飼い主の合図で動く」ルールを教える
このふたつが、犬の命を守る大事なポイントになります。
校門絞りは何歳から始めるべき?
子犬でも成犬でも大丈夫!
- 生後3〜4ヶ月頃からの散歩デビューと一緒に始められる
- 成犬でも遅すぎることはない
- 年齢よりも「継続」と「根気」が大切
今日からでも少しずつ始めてみましょう。
校門絞りのやり方とステップ別トレーニング法

ステップ1:玄関・門の前で「待て」を覚えさせる
- リードをつけて玄関前に立つ
- 犬が動きそうになったら「待て」と声をかける
- 止まれたらすぐに褒めて、おやつもOK!
最初は1秒止まれたら大成功。
少しずつ時間を延ばしていきましょう。
ステップ2:「アイコンタクト」+「よし」でGOの習慣
- 「待て」→ 飼い主の目を見たら「よし」で出発
- 目を見た瞬間に「えらいね!」と明るく褒める
飼い主を見る → GOの流れが身につけば、
犬も自分でタイミングをはかるようになります。
ステップ3:実際の外出時に繰り返して定着させる
- 練習だけでなく、毎日の散歩でも実践
- 忙しくても「待て→目を見る→よし」を継続
繰り返すことで、「門の前で止まる」が当たり前の習慣になります。
成犬からでも間に合う?練習のコツ
もちろん間に合います!
- 刺激の少ない時間帯(早朝・夜)に練習
- 落ち着いた環境からスタート
- 1回数分でも毎日コツコツ続ける
数日〜数週間で行動に変化が現れる子も多いので、焦らず進めましょう。
校門絞りがうまくいかない時の対処法

すぐに飛び出してしまう → リードの使い方見直し
- リードは短く持ち、余計な動きをさせない
- 出ようとした瞬間に軽くテンションをかけてストップ
- 「待て」→ 静止できたらすぐ褒める
リードコントロールで、「出られないんだ」と自然に学習できます。
指示を聞かない → おやつと褒めの使い方の工夫
- 高価値なおやつを使ってモチベUP
- 止まれた瞬間に「すごいね!」とテンション高く褒める
- 成功体験を重ね、徐々におやつを減らしていく
「待つって楽しい!」と感じさせることが大切です。
他の犬や刺激に気を取られるときの対策
- まずは室内で「待て→目を見る→よし」を練習
- 徐々に外へステップアップ(玄関→門の中→門の外→歩道)
外の刺激が多くても、基礎ができていれば応用がきくようになります。
校門絞りをしないとどうなるによくある質問(Q&A)
Q.1 校門絞りは毎回やらなきゃダメ?
A.できるだけ毎回やるのが理想です。
一貫性がないと犬が混乱してしまうため、「出る前は必ず止まる」をルール化しましょう。
Q.2 散歩前に興奮する犬でもできる?
A.できます!
最初は玄関の前に立つだけで興奮するかもしれませんが、とにかく毎日繰り返すことがカギです。
短時間でもいいので根気よく続けましょう。
Q.3 家の門じゃなくてもやったほうがいい?
A.はい。
ドア・エレベーター・車のドア前など、すべての「境界」でも応用可能です。
「出る前は一度止まる」が癖づいていれば、どこでも安心です。
まとめ:校門絞りをしてたった数秒で、命を守る習慣を

校門絞りをしないままだと、
- 飛び出しによる事故のリスク
- 他のしつけへの悪影響
- 飼い主の不安やストレス
など、大きなデメリットがあります。
でも、毎日の散歩前に「待て→よし」を取り入れるだけで、犬の命を守り、信頼関係も深めることができます。
焦らなくても大丈夫。
今日から、たった数秒の習慣づけで安全な毎日を目指していきましょう。