
- 子犬を迎えたのに、先住犬が嫌がって近づかない…
- 唸ったり避けたりしていて大丈夫?
そんな不安を感じている飼い主さんは少なくありません。
結論から言うと、先住犬が子犬を嫌がるのは珍しいことではありません。
多くの犬は、新しい犬が家に来ると戸惑いや警戒心を持ちます。
ただし、慣らし方を間違えると関係が悪化することもあります。
この記事では
- 先住犬が子犬を嫌がるのは普通なのか
- 先住犬が子犬を嫌がる主な理由7つ
- 仲良くさせるための慣らし方5ステップ
- 注意すべき行動
をわかりやすく解説します。

先住犬が子犬を嫌がるのは普通?

まず大前提として知っておきたいことがあります。
先住犬が子犬に戸惑うのはよくあること
先住犬にとって、子犬が家に来ることは大きな環境変化です。
- 突然知らない犬が家に来た
- 生活リズムが変わった
- 飼い主の関心が子犬に向いた
このような変化に戸惑うのは自然な反応です。
特に落ち着いた性格の成犬ほど、元気すぎる子犬にストレスを感じやすい傾向があります。
先住犬と子犬がすぐ仲良くなるケースは少ない
SNSなどでは、初日から仲良く遊ぶ犬たちを見ることがあります。
しかし実際には、
- 距離を取る
- 無視する
- 軽く唸る
といった反応の方が普通です。
無理に近づけたり遊ばせたりすると、逆に関係が悪化することもあります。
先住犬が子犬に慣れるまでの目安期間
犬同士が落ち着くまでには時間がかかります。
一般的な目安は
数日〜数週間程度
です。
犬の性格や年齢、生活環境によっては1ヶ月ほどかかるケースもあります。
焦らず段階的に慣らすことが大切です。
先住犬が子犬を嫌がる主な理由7つ
先住犬が子犬を嫌がる背景には、いくつかの理由があります。
先住犬の縄張り意識で子犬を嫌がる
犬は自分のテリトリーを大切にする動物です。
突然知らない犬が家に入ると、
- 自分の場所を取られる
- ベッドやおもちゃを奪われる
- 安心できる空間が減る
と感じることがあります。
特に長く一匹で暮らしてきた犬ほど、縄張り意識が強く出やすいです。
先住犬が子犬に嫉妬する(飼い主を取られる不安)
先住犬は、
「自分の飼い主を取られた」
と感じることがあります。
例えば
- 子犬ばかり抱っこする
- 子犬ばかり褒める
- 子犬を優先する
こうした状況が続くと、嫉妬や不安が強くなることがあります。
子犬の距離感が近すぎて先住犬が嫌がる
子犬は社会経験が少ないため、距離感が分かっていないことが多いです。
- いきなり近づく
- 飛びつく
- しつこく遊びに誘う
これが先住犬にとってストレスになります。
成犬は「落ち着いた距離」を好むことが多いです。
子犬が来たことで先住犬の生活環境が変化する
子犬が来ると生活リズムも変わります。
- 生活音が増える
- 遊び時間が増える
- 飼い主の動きが変わる
この変化だけでも先住犬にはストレスになります。
子犬と先住犬の遊び方やエネルギー差
子犬はとにかく元気です。
一方、先住犬が
- シニア犬
- 落ち着いた性格
の場合、エネルギー差が大きくなります。
その結果、「子犬がうるさい存在」に感じてしまうことがあります。
子犬に疲れて先住犬がストレスを感じる
子犬はしつこく遊びを誘うことがあります。
そのため先住犬は
- 休めない
- 追いかけられる
- 落ち着く場所がない
と感じることがあります。
犬にも「一人の時間」が必要です。
飼い主の接し方で先住犬が子犬を嫌がる
意外と多いのがこのケースです。
子犬が可愛いあまり
- 子犬ばかり構う
- 先住犬を後回しにする
と、先住犬の不満が溜まります。
犬同士の関係だけでなく、飼い主との関係バランスも重要です。
先住犬と子犬を仲良くさせる慣らし方5ステップ

犬同士を仲良くさせるには、段階的に慣らすことが大切です。
STEP1:先住犬と子犬は最初距離を保つ
最初から直接会わせるのは避けましょう。
おすすめは
ケージ越しの対面
です。
- 視覚的に慣れる
- 危険がない
- 距離を保てる
これが最も安全な方法です。
STEP2:先住犬と子犬の匂い交換をする
犬は匂いで相手を理解します。
- タオル
- 毛布
- ベッド
などを交換すると、お互いの存在に慣れやすくなります。
STEP3:先住犬と子犬を短時間だけ対面させる
慣れてきたら、短時間だけ対面させます。
最初は
数分程度
から始めるのがおすすめです。
無理に近づける必要はありません。
STEP4:先住犬を優先して子犬より先に対応する
とても重要なポイントです。
- ご飯
- 散歩
- 声かけ
- 撫でる
すべて先住犬優先にしましょう。
これだけで安心感が大きく変わります。
STEP5:先住犬と子犬が落ち着いたら一緒に遊ばせる
関係が落ち着いてきたら、
- 同じ部屋で過ごす
- 軽く遊ばせる
などを試します。
ただし、無理に遊ばせる必要はありません。
無関心でも成功です。
先住犬が子犬を嫌がるときの要注意行動
次の行動が見られる場合は注意が必要です。
先住犬が子犬に強く唸る・攻撃する
軽い唸りは教育の一種ですが、
- 長時間続く
- 激しい威嚇
は危険信号です。
先住犬が子犬に噛みつく行動
実際に噛む場合は距離を戻す必要があります。
無理に接触させるのは避けましょう。
先住犬が子犬のストレスで体調変化を見せる
例えば
- 食欲低下
- 元気がない
- 隠れる
といった行動が見られる場合、ストレスが強い可能性があります。
その場合は距離を戻して様子を見ましょう。
先住犬が子犬を嫌がるときのよくある質問(Q&A)

Q1. 先住犬と子犬はどれくらいで仲良くなる?
A.多くの場合、1〜3週間ほどで関係が落ち着いてきます。
ただし犬の性格によっては、もっと時間がかかることもあります。
Q2. 先住犬が子犬を無視するのは大丈夫?
A.むしろ正常です。
犬同士は無理に仲良くする必要はありません。
無関心は「落ち着いた関係」のサインでもあります。
Q3. 先住犬が怒るのは止めるべき?
A.軽く唸る程度なら問題ありません。
これは子犬に
「距離を保って」
と教えている行動です。
ただし激しい攻撃は止めましょう。
まとめ|先住犬が子犬を嫌がるのは慣れていないだけ
先住犬が子犬を嫌がるのは、多くの場合慣れていないだけです。
大切なのは
- 先住犬を優先する
- 無理に仲良くさせない
- 段階的に慣らす
この3つです。
焦らず時間をかけて慣らせば、犬同士の関係は少しずつ落ち着いていきます。