
仕事から帰ったら、犬が倒れていたらどうしよう
留守番中に死んでた、なんてことはあるの?
愛犬をひとりにすると、こんな不安も出てきますよね。
結論からいうと、室内での留守番でも事故や体調の急変は起こりえます。
ただ、留守番そのものを怖がる必要はありません。
誤飲や室温上昇など、事前に減らせるリスクもあります。
この記事では、留守番中に注意したい事故を解説。
外出前の安全対策や、異変に早く気づくための備えも紹介します。

犬が留守番中に亡くなることはある?

「家の中なら安全だよね」と思っていても、少し心配になると思います。
まずは、留守番中にどんなリスクがあるのか確認していきましょう。
室内での留守番でも思わぬ事故や体調急変は起こりうる
室内での留守番でも、事故や体調の急変が起こる可能性はあります。
- 食べ物や小物を誤飲する
- 電源コードを噛んでしまう
- 留守番中に体調が急変する
飼い主さんがいるときなら、異変に気づいてすぐ対応できるでしょう。
しかし、留守番中は発見が遅れることもあります。
「室内だから大丈夫」と考えず、事故が起きにくい環境を作っておきましょう。
特に子犬・シニア犬・持病のある犬は注意する
子犬やシニア犬、持病がある犬は、体調や行動を確認してから留守番させましょう。
- 子犬は誤飲や排泄に注意する
- シニア犬は体調の変化を確認する
- 持病がある犬は獣医師へ相談しておく
特に「今日はいつもと違う」と感じる日は、無理に長時間留守番させない判断も考えてください。
留守番時間が長いほど異変への対応が遅れる可能性がある
留守番が長くなれば、その間に起きた異変を飼い主さんがすぐ発見できない場合があります。
たとえば、給水器を倒して水が飲めなくなっても、犬自身では元に戻せないことがあります。
室温の異常や体調変化も同じです。
「何時間なら絶対に安全」と考えるより、途中で確認できる方法を用意しておきましょう。
長時間になる日は、家族やペットシッターに様子を見てもらう方法もあります。
「留守番させるのが怖い」と過度に不安になる必要はない
事故の話を読むと、「留守番させるのが怖い」と感じてしまいますよね。
ただ、留守番中のリスクを知るのは、怖がるためではありません。
- 危険な物を片づける
- 室温や水を確認する
- 異変に気づける体制を作る
できる対策から整えていけば、避けられるリスクを減らせます。
留守番への罪悪感が気になる方は、「犬の留守番はかわいそう?」の記事も参考にしてみてください。
犬の留守番中に命に関わる事故が起こる主な原因

「何が事故につながるの?」と気になりますよね。
ここでは、留守番前に確認しておきたい代表的なリスクを紹介します。
エアコン停止や室温上昇による熱中症
夏の留守番では、室温の上昇による熱中症に注意しましょう。
環境省も、高温の室内での留守番を、ペットが熱中症になり得る状況として注意喚起しています。
エアコンを使用していても、犬が過ごす場所の室温まで確認しておきましょう。
留守番中は適切な温度・湿度を保ち、犬が快適な場所へ移動できる環境を整えてください。
夏の熱中症対策については、環境省の「防ごう!ペットの熱中症」も参考になります。
食べ物・おもちゃ・日用品などの誤飲や窒息
犬が口にできる物は、留守番スペースから片づけておきましょう。
- 食べ物やゴミ
- 靴下やビニールなどの日用品
- 小さなおもちゃや部品
普段いたずらしない犬でも、飼い主さんがいない間の行動までは予測できません。
「食べないだろう」ではなく、犬が届かない場所へ移動させておくほうが安心です。
コードや家電による感電・事故
電源コードや家電も、留守番前に確認したいポイントです。
- コードを犬が噛めないようにする
- 使用していない家電を確認する
- 家電そのものへ近づけない配置にする
特にコードを噛む癖がある犬なら、カバーだけに頼らず行動範囲から外しておきましょう。
高い場所からの転落や家具の転倒
ソファや家具に登る犬なら、転落や物の落下にも注意しましょう。
留守番スペースでは、高い場所へ無理に登れない配置にします。
棚の上に重い物を置いたままにしないことも確認したいところです。
倒れやすい家具がある場合は、犬がぶつかっても危険がない状態にしておきましょう。
水が飲めなくなる・給水器が倒れる
水は「置いてあるか」だけではなく、「留守番中も飲めるか」まで確認しましょう。
- 水入れを倒す可能性がないか
- 給水器が正常に動いているか
- 犬が普段どおり飲めているか
長時間になる場合は、複数の場所に水を用意する方法もあります。
給水器を使う場合も、出発前に正常に使えるか確認しておきましょう。
給水方法を見直したい方は、「犬用給水ノズルのおすすめ」も参考にしてみてください。
持病の悪化や突然の体調急変
事故対策だけでは防げないのが、突然の体調変化です。
食欲や排泄、呼吸、動きなどを普段から見ておくと、小さな変化にも気づきやすくなります。
特に持病がある犬は、留守番中に注意したい症状や緊急時の対応を、あらかじめかかりつけの獣医師へ確認しておきましょう。
犬を留守番させる前に必ず確認したい安全対策
「事故を防ぐために何をすればいい?」と考えますよね?
難しい対策より、毎回の外出前に確認できることから始めましょう。
エアコンで室温・湿度を適切に管理する
暑い季節は、犬が過ごす部屋の室温と湿度を確認してから外出しましょう。
- エアコンが正常に動いているか
- 直射日光が当たり続けないか
- 犬が快適な場所へ移動できるか
設定温度だけを見るのではなく、犬が実際に過ごす場所の室温を確認しておくと安心です。
水は複数箇所に用意して飲める状態にする
長く家を空ける場合は、水を複数箇所に用意する方法があります。
ひとつの器を倒しても、別の場所で飲める状態にできます。
給水器を使うなら、出発前に正常に動いているか確認しましょう。
普段から犬が無理なく飲めていることも見ておいてください。
誤飲しそうな食べ物や小物を片付ける
留守番前は、犬の目線まで下がって部屋を確認してみましょう。
- 床に小物が落ちていないか
- 食べ物を届く場所に置いていないか
- ゴミ箱を開けられないか
普段触らない物でも、留守番中に興味を持つ可能性があります。
犬が口にできる物を置かない環境にするのがシンプルな対策です。
電源コード・家具・窓など事故につながる場所を確認する
コードや家具、窓なども外出前にまとめて確認しておきましょう。
コードは犬が届かない位置へ移動させ、家具には倒れやすい物を置かないようにします。
窓やドアには、脱走につながる隙間がないか確認してください。
外出前の安全チェックを習慣にすると、見落としを減らしやすくなります。
犬が安全に過ごせる留守番スペースをつくる
犬が安全に過ごせる範囲を決めておくのもひとつの方法です。
- 誤飲する物がない
- 水やトイレを使える
- 安心して休める寝床がある
ケージやサークルを使う場合も、ただ閉じ込めるのではなく、犬が落ち着いて過ごせる環境にしましょう。
サイズや選び方で迷っている方は、「犬用ケージおすすめ7選」も参考にしてみてください。
犬の年齢・体調に合わせて留守番時間を調整する
留守番時間は、年齢だけでなくその日の体調も見ながら考えましょう。
昨日は問題なく留守番できても、今日は食欲や排泄に変化があるかもしれません。
特に子犬やシニア犬、持病のある犬では、普段との違いを見逃さないようにしてください。
留守番時間について詳しく知りたい方は、「犬の留守番は何時間まで?」の記事で詳しく紹介しています。
留守番中の「もしも」に備えて見守り体制も整えよう

「対策しても、外出中の様子が見えないのが不安」と感じますよね。
安全な環境を整えたうえで、異変を確認できる方法も用意しておきましょう。
ペットカメラで外出先から犬の異変を確認する
ペットカメラがあれば、外出先から犬の様子を確認できます。
- 普段どおり寝ているか
- 落ち着かず動き回っていないか
- いつもと違う行動がないか
映像だけですべての体調変化を判断できるわけではありません。
異変に気づくための補助として活用しましょう。
鳴き声・動体検知などの通知機能を活用する
対応するペットカメラなら、鳴き声や動きを検知してスマートフォンへ通知できるものもあります。
ずっと映像を見続けなくても、変化を確認するきっかけになります。
ただし、通知機能は製品によって違います。
ペットカメラの詳しい機能や選び方は、「犬の監視カメラおすすめ」の記事で紹介しています。
異変時に家族やシッターが駆けつけられる体制をつくる
カメラで異変に気づいても、すぐ帰宅できるとは限りません。
- 家族や親族へ連絡できるようにする
- ペットシッターを利用する
- 緊急時の連絡先を共有しておく
「異変を見つけたあと、誰が犬のもとへ行くか」まで決めておくと動きやすくなります。
ペットカメラだけでは事故そのものを防げない
ペットカメラは便利ですが、事故そのものを防ぐ道具ではありません。
誤飲した物を取り除いたり、倒れた水入れを元に戻したりすることはできないからです。
まずは、事故が起こりにくい留守番環境を整えましょう。
そのうえでカメラや家族、シッターなどを組み合わせると、「もしも」への備えを増やせます。
犬の留守番中の事故に関するQ&A
「ここまで準備すれば大丈夫?」と、まだ疑問も残りますよね。
最後に、留守番中の事故について気になりやすいポイントをまとめます。
Q1. 犬を留守番させるのは危険?
A. 留守番そのものが危険というわけではありません。
室温や水を確認し、誤飲につながる物を片づけてから外出しましょう。
特に暑い季節や体調が不安定な日は、普段以上に留守番環境を確認してください。
Q2. 犬のお留守番は何時間まで?
A. 「○時間までなら絶対に安全」と一律には決められません。
年齢や健康状態、排泄間隔、留守番環境などを合わせて考えます。
時間については、「犬の留守番は何時間まで?」の記事で詳しく紹介しています。
Q3. 夏にエアコンをつけっぱなしにしても大丈夫?
A. 暑い季節は、犬が過ごす部屋を快適な状態に保つことを優先しましょう。
エアコンの設定温度だけではなく、実際の室温や日当たりも確認してください。
外出前には、エアコンが正常に動いているかも見ておきましょう。
Q4. 留守番はケージとフリーのどちらが安全?
A. ケージとフリーのどちらでも、安全な環境を作れているかがポイントです。
ケージなら誤飲などを防ぎやすい一方、広さや水、トイレへの配慮が欠かせません。
フリーにするなら、犬が触れられる範囲から危険な物を取り除いておきましょう。
Q5. 子犬や老犬を留守番させるときの注意点は?
A. 子犬は誤飲や排泄、シニア犬は体調や排泄間隔を確認しましょう。
どちらも、その日の食欲や排泄などを見てから外出してください。
普段と違う様子があるなら、長時間の留守番を避ける判断も考えましょう。
Q6. ペットカメラがあれば長時間留守番させても大丈夫?
A. ペットカメラがあることを理由に、留守番時間を延ばすのは避けましょう。
カメラは映像を確認できますが、犬へ直接対応することはできません。
安全な環境を整えたうえで、留守番中の見守りを補助する道具として活用してください。
実際にペットカメラを導入したい方は、Furboの特徴やほかの人気カメラとの違いもチェックしてみてください。
まとめ|留守番中の事故を防ぐために環境と見守り体制を整えよう

「留守番中に死んでたらどうしよう」と考えると、不安になりますよね。
だからこそ、漠然と怖がるより、できる対策をひとつずつ進めていきましょう。
- 室温・水・誤飲につながる物を確認する
- 犬が安全に過ごせるスペースを整える
- 異変に気づいて対応できる体制を作る
ペットカメラを使う場合も、それだけに頼らないようにしましょう。
安全な環境を作ったうえで、家族やシッターなどの協力も組み合わせると安心材料が増えます。
愛犬の年齢や体調を確認しながら、事故が起こりにくい留守番環境を整えていきましょう。
