
多頭飼いに憧れるけど、うちの犬には向いているのかな…?
そんな不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、一頭では飼いやすくても、多頭飼いになるとトラブルが起きやすい犬種や性格の傾向があります。
この記事では、多頭飼いに向かない犬種11選とその理由、さらに関係づくりのコツや、成功するための犬の選び方まで詳しく解説します。

多頭飼いに向かない犬種11選
ここでは、多頭飼いに向かないとされる代表的な犬種11選と、その理由を紹介します。
チワワ
- 臆病で縄張り意識が強く、他犬に対して攻撃的になることも
- 音や環境の変化に敏感で、他犬とのストレス反応が出やすい
※個体によっては多頭でも穏やかに過ごせる場合もありますが、チワワは特に慎重な導入が求められます。
柴犬
- 頑固で独立心が強く、上下関係にこだわる
- 他犬に対して譲れない場面が多く、対立が生まれやすい
※しつけや主従関係がしっかりしていれば多頭飼いも可能ですが、初心者にはハードルが高めです。
ウェルシュ・コーギー
- テリトリー意識が強く、他犬との関係づくりに時間がかかる
- 序列意識が強く、バランスが崩れると衝突しやすい
※他犬への社会化を早期から行えば、関係性を築けることもありますが、慎重な対応が必要です。
ジャック・ラッセル・テリア
- エネルギッシュすぎて、他犬とのテンションが合わない
- 独立心と自己主張が強く、先住犬との摩擦が起きやすい
※運動量を満たしつつ、他犬との関係性を丁寧に築ければ可能性はありますが、衝突リスクが高めです。
ダックスフンド
- 吠え癖や縄張り意識が強く出る傾向
- 攻撃性の強い血統もあり、同居犬との関係が不安定になりやすい
※穏やかな性格の個体もいますが、多頭にする際はストレスへの注意が必要です。
アフガン・ハウンド
- 群れよりも単独行動を好む犬種
- 飼い主以外への興味が薄く、他犬との協調性が乏しい
※多頭環境では逆にストレスが増してしまうこともあるため、無理のない距離感が大切です。
シベリアンハスキー
- 社会性はあるがエネルギーが高く、上下関係のトラブルが発生しやすい
- 群れ意識が強いため、序列争いになる可能性も
※多頭でのバランスが崩れた際の衝突が大きな問題になるため、しっかりした管理が必要です。
ボストン・テリア
- 他犬との距離感を掴むのが苦手な個体が多い
- 環境やストレスによって攻撃性が出る場合もある
※個体の性格に左右されやすく、相性次第では共存も可能ですが油断は禁物です。
狩猟犬系(ノルウェージャン・エルクハウンドなど)
- 狩猟本能が強く、他犬への抑制が効きにくい
- 社会化が進んでいても、個体差でケンカが起きることもある
※飼い主の経験値や犬同士の相性によって大きく差が出るため、慎重に判断しましょう。
ピットブル系
- 基本的には飼い主に従順だが、他犬との関係変化に敏感
- ケンカが起きたときの事故リスクが高く、初心者には不向き
※適切な管理とリードコントロールができれば可能ですが、高い事故リスクを理解しておくべきです。
ミックス犬
- 遺伝的背景が不明なため、社会性の有無にムラがある
- 特に「単独行動を好む系統」が混じっていると衝突が起こりやすい
※性格が読みにくいぶん、相性確認や事前の行動観察が重要になります。
多頭飼いに向かない犬とは?特徴と注意点

多頭飼いに向かない犬の意味とは?
「多頭飼いに向かない犬」とは、他の犬との共存にストレスやトラブルが起きやすい性格や傾向を持った犬のことです。
一頭飼いでは問題なくても、複数飼うことで以下のような問題が起きやすくなります。
多頭飼いで起こりやすい犬のトラブル
- ケンカ・攻撃行動
- 縄張り争い
- 餌やおもちゃを巡る「リソースガード」
- ストレスからくる体調不良・吠え・マーキング
特に社会性が育っていない犬や独立心が強い犬種は、こうしたトラブルが起こりやすくなります。
多頭飼いに向いている犬と向かない犬の違い
| 多頭飼いに向いている犬 | 多頭飼いに向かない犬 |
|---|---|
| 協調性が高い | 縄張り意識が強い |
| おおらかで穏やか | 興奮しやすい・頑固 |
| 他犬との関わりが好き | 単独行動を好む |
多頭飼いに向かない犬の特徴・共通点とは?

独立性が強く単独行動を好む犬
自分のペースを乱されることが苦手で、他犬との生活にストレスを感じやすい傾向。
縄張り意識・攻撃性の強さ
空間・物・飼い主などを守る意識が強いと、リソースガードが起こりやすくなります。
社会性・協調性に個体差が大きい
同じ犬種でも個体によって性格は違うため、慎重な見極めが必要です。
ストレスに弱く、刺激への反応が大きい
環境の変化や他犬の行動に過剰に反応する犬は、多頭飼いで疲れやすくなります。
多頭飼いに向かない犬でもできる関係づくり改善策

慎重な導入ステップを踏む
新しい犬を迎えるときは、時間をかけて徐々に慣らすのが鉄則です。
最初は別部屋で生活させ、匂い・姿・声から慣らすと安心感が高まります。
個別の安心スペースを確保する
ケージやクレートを用意して、それぞれが落ち着ける場所を確保しておくと、衝突を避けやすくなります。
一貫したルール・報酬ベースのしつけ
どちらの犬にも同じルールで一貫性ある対応をし、「落ち着いた行動が得をする」と学ばせることが重要です。
社会化・しつけトレーニングを強化する
他犬との関係構築が苦手な犬には、プロによるトレーニングサポートも検討しましょう。
多頭飼いを成功させる犬の選び方と注意点
相性を事前に確認(性格テスト・行動評価)
施設・ブリーダー・保護団体での相性チェックや面会テストは重要です。
サイズ・運動量・気質のバランスを見る
同じテンション・生活リズムで過ごせることが、ケンカ防止やストレス軽減につながります。
初心者に向いている多頭飼い犬種の例
- キャバリア・キングチャールズ・スパニエル
- トイプードル
- ビーグル
- ラブラドール・レトリーバー
いずれも社交性が高く、おおらかな性格が多いとされます。
先住犬の性格に合った相手を選ぶ
大人しく控えめな先住犬に、活発すぎる子犬を迎えるとバランスが崩れがちです。
➡ 先住犬の性格に合うか? を第一に考えましょう。
多頭飼いに向かない犬によくある質問(Q&A)

Q.1 多頭飼いに向かない犬でも共存できる?成功例はある?
A.あります。
導入の仕方・環境づくり・性格の相性次第で快適に暮らせるケースも。個体差と飼い主の対応力がカギです。
Q.2 多頭飼いでうまくいく組み合わせは?子犬と成犬どっちがいい?
A.相性や性格によりますが、子犬のほうが順応しやすいため、関係構築はしやすい傾向があります。
Q.3 多頭飼いで起きやすいトラブルとその対処法は?
A.
- ケンカ:即時に引き離し、安全確保
- 吠え:興奮前に対処・環境整備
- 嫉妬:平等に接し、一貫性を保つ
Q.4 多頭飼いに不安を感じたときの相談先は?プロに頼るべき?
A.
- 動物病院(行動カウンセリング)
- ドッグトレーナー
- 保護団体・ブリーダーのサポート窓口
まとめ|多頭飼いに向かない犬種は“性格と育て方”がカギ
多頭飼いに向かない犬種には、以下の傾向があります。
- 独立心が強く単独志向
- 縄張り意識・攻撃性が高い
- 社会性や協調性にムラがある
ただし、「犬種だけ」で向き不向きを判断するのではなく、個体の性格や育て方、環境の工夫次第で快適に共存できることもあります。
焦らず、慎重に、そして丁寧に犬たちの関係をつくっていくことが、多頭飼い成功のポイントです。