
- 何度言っても言うことを聞かない…
- 指示を無視されたとき、どうすればいいの?
犬との暮らしの中で、「言うことを聞かない犬」に悩む飼い主さんはとても多いです。
でも、実は犬が言うことを聞かない理由には、ちゃんとした原因と改善のヒントがあります。
この記事では、「言うことを聞かない犬」のよくある行動パターンや原因、初心者でも実践しやすい効果的なしつけ方法10選をわかりやすく紹介します。

言うことを聞かない犬の主な原因5つ

しつけの基本が身についていない
「待て」「おいで」などの基本的なコマンドが習得できていないと、指示に従うことが難しくなります。
まずはシンプルなルールから練習しましょう。
飼い主の指示が曖昧・タイミングがずれている
同じコマンドでも、言い方・タイミング・声のトーンがバラバラだと、犬は混乱してしまいます。
運動・遊びが足りていない(エネルギー過多)
犬が言うことを聞かない=ストレスや欲求不満という場合も。
特に若い犬や活発な犬種では、運動不足が問題行動の原因になります。
子犬の社会化不足/恐怖・ストレス
知らない音・人・他の犬などに慣れていないと、不安や恐怖から行動が乱れることがあります。
社会化は子犬期にとても重要です。
他の犬・環境への反応が強すぎる
外の刺激(バイク・鳥・他の犬)にすぐ反応してしまう犬は、飼い主の声が届きにくくなる状態です。
トレーニングで集中力を育てることが必要です。
言うことを聞かない犬に効果的なしつけ方法10選

アイコンタクトを習慣化する
目を合わせる習慣をつけることで、「今、飼い主の指示を聞く時間なんだ」と犬が理解しやすくなります。
➡ まず見てくれる状態をつくるのが第一歩。
ターゲットトレーニングで注意を引く
「手をタッチしてから指示を出す」など、集中を向けさせてから行動を促す方法です。
おもちゃや手をターゲットにして遊び感覚で習得できます。
ほめるしつけの“タイミング”を押さえる
犬は「その瞬間にやっている行動」を覚えます。
褒める・ご褒美を与えるタイミングが1〜2秒ズレると、別の行動が強化されてしまうので注意!
一貫したコマンドとルールで反復練習
家族で指示の言い方やルールがバラバラだと、犬は混乱します。
➡ 「全員で同じルール・言葉」を共有しましょう。
短時間のセッションで成功体験を積む
犬の集中力は長く続きません。
➡「5分×1日数回」のトレーニングがベスト。
短時間でも成功体験の積み重ねが学習につながります。
散歩中の引っ張り対策(右歩行・停止)
引っ張ったら止まる→引っ張ると進めないと学習させます。
歩く位置を統一する(右側 or 左側)と、犬もルールを理解しやすくなります。
騒いだときの正しい対応法(無視+落ち着くまで待つ)
犬が吠えた・暴れた=注目してもらえた、と勘違いすると行動がエスカレートします。
➡ 無視して、落ち着いたらほめる流れを徹底。
子犬の社会化を計画的に進める
音・匂い・他の犬や人に慣れる練習は、子犬のうちに段階的に。
社会化不足は「言うことを聞かない」原因にも直結します。
クレートトレーニングなど安心できる環境を教える
「安心できる場所」があると、犬は落ち着いて行動できます。
➡ クレート・ハウス・自分のスペースを肯定的に教えましょう。
プロ(ドッグトレーナー・獣医)に相談する
自力でのしつけに限界を感じたら、早めにプロに相談するのが正解です。
問題行動には獣医的な原因が潜んでいる場合もあります。
言うことを聞かない犬とは?よくある行動パターン

「言うことを聞かない犬」とは?具体的な行動例
「言うことを聞かない犬」とは、指示に従わなかったり、飼い主の意図に反した行動をする犬のことを指します。
これらの行動は、単なる反抗や性格のせいではないケースが多く、原因を理解することが大切です。
子犬と成犬で“言うことを聞かない”意味が違う?
「子犬なのに言うことを聞かない…」と思うこともあるかもしれませんが、発達段階によって行動の意味は異なります。
- 子犬の場合:好奇心・社会化不足・ルールの未習得によるものが多い
- 成犬の場合:学習不足・しつけのズレ・習慣化された問題行動の可能性
年齢に応じた対応をすることで、改善のスピードも変わってきます。
「言うことを聞かない犬」が起こす日常の困りごと
実際に飼い主が困る行動としては、以下のようなものがあります。
- 散歩中にリードを引っ張って歩く
- 他人や他の犬に飛びつく・吠える
- トイレを失敗する・マーキングする
- クレートやハウスに入らない
- 指示を無視して勝手に行動する
これらの行動に共通するのは、「飼い主との意思疎通がうまくいっていない状態」。
原因を知ることで、根本から改善することができます。
言うことを聞かない犬を飼うときに注意したいポイント

怒鳴る・叩くしつけは逆効果
罰や怒鳴り声では、犬は「怖い」と感じるだけで、行動の意味を理解できません。
➡ 信頼関係を壊すだけなので避けましょう。
一貫性のない指示は混乱を招く
「今日はOKだけど明日はダメ」は犬にとって混乱の元。
➡ ルール・言葉・行動を統一し、毎回同じ対応を心がけましょう。
長時間の留守番や運動不足はNG
心身のバランスが崩れると、言うことを聞かない行動が増える傾向があります。
➡ 留守番の長さ・運動量・遊び時間の見直しを。
多頭飼いの場合のしつけの違い
先住犬と新入りでは、しつけのペースや対応が異なります。
➡ 犬ごとに個別の対応を意識することが大切です。
|言うことを聞かない犬に関する悩み |よくある質問(Q&A)
Q.1犬が言うことを聞かないのは性格のせい?
A.性格的な個体差はあるものの、多くは学習不足・コミュニケーション不足が原因です。
➡ 「聞かない=性格の問題」と決めつけず、学習環境を整えることが大切です。
Q.2噛む・吠える行動も「聞かない」と関係ある?
A.はい、これらも指示が通らない状態やストレス・不満が影響していることが多いです。
➡ しつけ方法と同時に、環境や日常の見直しも行いましょう。
Q.3高齢犬でもしつけで改善できる?
A.年齢に関係なく、ルールの再学習や環境改善は効果があります。
ただし、無理のないペース・関節や体力に配慮した方法を選びましょう。
Q.4子犬のころからやるべきルーティンは?
A.
- 毎日の食事・トイレ・散歩のタイミングを決める
- しつけトレーニングの時間を作る(短時間でOK)
- 飼い主と一緒にリラックスできる時間を確保する
ルーティンができることで、犬の安心感と行動の安定が高まります。
まとめ|言うことを聞かない犬のしつけは積み重ねがカギ

言うことを聞かない犬には、以下のような要因が複合的に関係しています。
- しつけの基本が不十分
- 飼い主の伝え方にズレがある
- ストレス・社会化不足・環境の影響
大切なのは、「うちの子はダメだ」と諦めずに、小さな成功体験を積み重ねていくこと。
しつけは一発で直るものではなく、毎日のコミュニケーションと信頼の積み重ねです。
「今日できたこと」を褒め、「明日はもう一歩先へ」。
そんな積み重ねが、言うことを聞く犬との関係を自然に育ててくれます。