
- 犬のお尻がなんだか臭う
- 床にお尻をこすりつけている
- 犬の肛門絞りをしないとどうなるの?
- 肛門絞りって本当に必要なの?
そんな疑問を感じている飼い主さんは多いのではないでしょうか。
犬には「肛門腺(こうもんせん)」という分泌物をためる袋があり、うまく排出されないとトラブルにつながることがあります。
なお、検索では「校門絞り」と書かれることがありますが、これは誤字で 正しくは「肛門絞り(肛門腺絞り)」 のことです。
この記事では
- 犬の肛門絞りをしないとどうなるのか
- 考えられる5つのリスク
- 肛門絞りが必要なサイン
- 自宅でできる正しいやり方
- 注意点やよくある質問
を初心者の方にもわかりやすく解説します。

校門絞りとは?検索される理由と正しい意味

「校門絞り」という言葉を見かけることがありますが、これは正しい用語ではありません。
実際には
- 肛門絞り
- 肛門腺絞り
のことを指して検索されているケースがほとんどです。
スマートフォンや音声入力では「こうもん」が「校門」と変換されることがあり、そのまま検索されてしまうことが多いためです。
この記事では、誤字として検索される「校門絞り」の意味も含めて、正しいケアである「犬の肛門絞り」について詳しく解説していきます。
犬の肛門絞りをしないとどうなる?校門絞りと検索されることもある理由
「校門絞り」と検索されることがありますが、これは 変換ミスによる誤字 です。
正しくは
- 肛門絞り
- 肛門腺絞り
と呼ばれるケアです。
犬の肛門の左右には肛門腺という袋があり、ここに分泌物がたまります。
通常は
- 排便
- 興奮
- 緊張
などのタイミングで自然に排出されます。
しかし犬によってはうまく排出できず、分泌物がたまりやすい子もいます。
その場合に行うケアが 肛門絞り です。
犬の肛門絞りをしないとどうなる?考えられる5つのリスク

肛門絞りをしないまま分泌物がたまると、さまざまなトラブルにつながる可能性があります。
ここでは代表的な5つのリスクを紹介します。
犬がお尻を床にこすりつける(スクーティング)
肛門腺に分泌物がたまると、お尻に違和感が出ます。
そのため犬は
- 床にお尻をこする
- お尻を引きずるように歩く
といった行動をすることがあります。
この行動は「お尻歩き」と呼ばれ、肛門腺トラブルのサインとしてよく知られています。
お尻をしきりになめる
違和感やかゆみがあると、犬はお尻を頻繁になめるようになります。
最初は軽い症状でも、放置すると
- 皮膚炎
- 赤み
- かぶれ
につながることがあります。
肛門嚢炎になる
分泌物が長くたまると細菌が増え、肛門嚢炎(こうもんのうえん) という炎症が起こることがあります。
この状態になると
- お尻を触られるのを嫌がる
- 排便を嫌がる
- 元気がなくなる
などの症状が出ることがあります。
※犬の肛門嚢炎については、日本獣医師会の解説も参考になります。
参考:日本獣医師会|犬の健康管理
肛門腺が破裂することがある
さらに悪化すると、肛門腺が化膿して破裂することがあります。
破裂すると
- 血
- 膿
- 強い痛み
が出ることがあり、動物病院での治療が必要になります。
強い臭いが出る
肛門腺の分泌物は独特の強い臭いがあります。
そのため分泌物がたまると
- お尻が臭う
- 座った場所が臭う
といった原因になることがあります。
犬の肛門絞り(校門絞り)の必要性とは?
すべての犬に肛門絞りが必要なわけではありません。
犬によって
- 自然に分泌物が出る犬
- たまりやすい犬
がいます。
一般的には
小型犬の方が必要なことが多い
と言われています。
そのため愛犬の様子を観察し、必要かどうかを判断することが大切です。
犬の肛門絞り(校門絞り)が必要なサイン

次のような行動が見られる場合は、肛門腺に分泌物がたまっている可能性があります。
- お尻を床にこする
- お尻をよくなめる
- 肛門周りが臭う
- お尻を触ると嫌がる
- 排便時に違和感がありそう
こうしたサインがある場合は、肛門絞りを検討しましょう。
犬の肛門絞り(校門絞り)の正しいやり方
自宅で行う場合の基本的な方法です。
犬の肛門絞りを自宅で行う手順
- ティッシュやウエットティッシュを用意
- 犬のしっぽを持ち上げる
- 肛門の「4時と8時」の位置を押す
- 下から上に押し上げるように絞る
分泌物が出たらティッシュで拭き取りましょう。
勢いよく飛ぶこともあるため、ティッシュで覆いながら行うと安心です。
犬の肛門絞りがうまくできない場合
肛門絞りは慣れないと難しいこともあります。
うまくできない場合は
- トリミングサロン
- 動物病院
で行ってもらうこともできます。
やり方を教えてもらうのもおすすめです。
犬の肛門絞りをするときの注意点

肛門絞りをするときは、いくつか注意点があります。
強く押しすぎない
強く押しすぎると炎症を起こす原因になることがあります。
うまく出ない場合は無理をしないことが大切です。
異常がある場合は動物病院へ
次の症状がある場合は、自宅でのケアではなく受診をおすすめします。
- 腫れ
- 出血
- 膿
- 強い痛み
肛門嚢炎や破裂の可能性があります。
犬の肛門絞りをしないとどうなる?よくある質問(Q&A)
Q1.犬の肛門絞りは必ず必要?
A.必ず必要というわけではありません。
自然に分泌物が出る犬もいます。
ただし、たまりやすい犬では定期的なチェックが必要です。
Q2.肛門絞りの頻度はどれくらい?
A.個体差がありますが
月1回程度
を目安にする飼い主さんが多いです。
Q3.自宅でできない場合は?
A.トリミングサロンや動物病院で行ってもらえます。
無理に自宅で行う必要はありません。
まとめ|犬の肛門絞りをしないとどうなる?定期チェックが大切

犬の肛門絞りをしないとどうなるのかというと
- お尻をこする
- 肛門嚢炎になる
- 肛門腺が破裂する
といったトラブルにつながる可能性があります。
ただし、すべての犬に必要なケアではありません。
愛犬の様子をよく観察し、必要に応じて肛門絞りを行うことが大切です。
自宅で難しい場合は、トリミングサロンや動物病院に相談しましょう。