犬の留守番はかわいそう?何時間までOKか・ストレスを減らす対策を解説

  • 仕事の間、犬をひとりにするのはかわいそう?
  • 毎日8時間くらい留守番させても大丈夫?

犬を飼っていると、こんな心配が出てきますよね。

結論からいうと、留守番そのものが必ず犬を苦しめるわけではありません。

落ち着いて過ごせる犬もいれば、強い不安を感じる犬もいます。

大切なのは、時間だけで判断しないこと。

年齢や性格、体調、留守番中の様子まで確認してあげましょう。

この記事では、犬の留守番がかわいそうなのかを詳しく解説。

留守番時間の考え方やストレスのサイン、負担を減らす対策まで紹介します。

犬の留守番はかわいそう?結論と前提

「ひとりで待たせるなんてかわいそう」と感じてしまうと思います。

ただ、留守番=かわいそうと決めるのではなく、愛犬がどう過ごしているかを見ることから始めましょう。

留守番そのものは必ずしもかわいそうではない

犬が安心して休める環境なら、留守番そのものを過度に心配することはありません。

飼い主さんが外出している間も、落ち着いて過ごせる犬はいます。

一方で、留守番が苦手な犬もいます。

  • 留守番に慣れていない
  • 飼い主への依存が強い
  • 環境の変化に敏感

「何時間ならかわいそうではない」と、時間だけで線を引くのは難しいところです。

愛犬の様子を見ながら判断しましょう。

犬は留守番中に寝て過ごすことも多い

ペットカメラを見ると、「ずっと寝てる」と驚く飼い主さんもいるでしょう。

留守番中に落ち着いて眠れているなら、それだけで問題とは限りません。

むしろ、安心できる場所で休んでいる場合もあります。

  • ベッドで寝ている
  • ときどき水を飲んでいる
  • 起きても落ち着いて過ごしている

こうした様子なら、過度に心配しなくてもよいでしょう。

留守番中の過ごし方が気になる方は、犬は留守番中に何してる?の記事も参考にしてみてください。

犬の留守番は何時間まで?子犬・成犬・シニア犬の目安

「結局、何時間までなら大丈夫?」が一番気になりますよね。

結論として、すべての犬に共通する「○時間まで」という基準はありません。

年齢だけで時間を決めず、排泄や体調、留守番中の様子から考えるのが基本です。

犬の年齢留守番時間の目安留守番を考えるポイント
子犬3〜4時間程度から月齢が浅いほど短くし、排泄間隔を見ながら少しずつ慣らす
成犬6〜8時間程度まで排泄・水分補給・留守番中の様子を確認する
シニア犬成犬より短め体調や排泄間隔に合わせて無理のない時間にする

特に子犬は、留守番そのものに慣れていない時期です。

シニア犬も、以前できていた時間をそのまま基準にしないほうが安心でしょう。

「何時間か」だけではなく、「その時間を無理なく過ごせるか」で考えてみてください。

年齢別の考え方は、犬の留守番は何時間まで?子犬・成犬・シニア犬の目安で詳しく紹介しています。

共働きで毎日8時間の留守番でも問題ない?

共働きだと、8時間ほど家を空ける日もありますよね。

8時間という数字だけで、問題がある・ないとは判断できません。

見るべきなのは、8時間を愛犬が無理なく過ごせているかです。

  • 留守番中に落ち着いて過ごしている
  • 排泄や水分補給に困っていない
  • 帰宅後の食欲や行動に変化がない

この3点を満たしているか、普段から確認しておきましょう。

また、勤務時間が8時間でも、通勤を含めれば留守番はさらに長くなります。

帰宅が遅くなる日は、家族やペットシッターに途中で様子を見てもらう方法もあります。

性格や年齢によって留守番が大きな負担になる犬もいる

同じ留守番時間でも、犬によって受け止め方は違います。

特に注意したいのは、生活環境が変わったときです。

  • 子犬を迎えたばかり
  • 引っ越しをしたばかり
  • 家族の生活リズムが変わった

シニア犬や体調に不安がある犬も、以前と同じ留守番が難しくなる場合があります。

時間だけではなく、その日の体調や生活環境も見てあげましょう。

犬が留守番をつらいと感じているときのサイン

「本当は寂しいのに我慢しているのでは?」と心配になりませんか?

そんなときは、留守番中だけでなく外出前後の行動にも目を向けてみましょう。

留守番中に吠え続ける・鳴き続ける

飼い主さんが出かけたあと、長く吠え続ける場合は様子を確認しましょう。

  • 外出直後から吠える
  • 長時間鳴き続ける
  • 玄関付近で吠えている

一時的に吠えたあと落ち着く犬もいます。

そのため、「吠えた=留守番できない」と決めつける必要はありません。

どれくらい続いているのか確認することがポイントです。

近所への騒音も気になる場合は、犬が留守番中に吠えて苦情がきたら?原因と今すぐできる対策も参考にしてみてください。

トイレの失敗や破壊行動が増える

留守番中にトイレを失敗したり、物を壊したりすることもあります。

  • トイレ以外で排泄する
  • 家具やドアを傷つける
  • ベッドなどを激しく噛む

ただし、これらの行動だけでストレスが原因とは判断できません。

トイレ環境や退屈、運動量なども合わせて確認しましょう。

留守番中に排泄物を踏んでしまう場合は、犬が留守番中にうんちまみれになる!子犬・成犬・老犬別の原因と対策も参考になります。

落ち着かず歩き回る・ドアの前で待ち続ける

留守番中の動きにも注目してみましょう。

部屋の中を何度も往復している場合は、落ち着けていない可能性があります。

  • 玄関と部屋を行き来する
  • 長時間歩き回っている
  • ドア付近から離れない

ペットカメラがあると、こうした行動も確認しやすくなります。

寝ている時間と動いている時間を合わせて見てみましょう。

出発前や帰宅後にいつもと違う行動が見られる

留守番中だけを見るのではなく、出発前後の様子も確認してください。

たとえば、飼い主さんの外出準備に強く反応する場合です。

  • 支度を始めると落ち着かなくなる
  • 飼い主さんの後をずっと追う
  • 帰宅時に興奮が長く続く

毎日の様子を見ていると、普段との違いを見つけやすくなります。

気になる行動が続くなら、記録しておくと相談するときにも役立ちます。

分離不安が疑われる場合は専門家への相談も検討する

強い不安から留守番が難しくなる犬もいます。

激しい行動が繰り返される場合は、自己判断だけで対処しないほうが安心です。

  • 長時間吠え続ける
  • 自分を傷つけそうな行動がある
  • 激しい破壊や排泄の変化が続く

まずは獣医師へ相談し、体調面も含めて確認してもらいましょう。

行動面の悩みが強い場合は、動物行動を専門に診る獣医師へ相談する方法もあります。

相談先を探したい方は、日本獣医動物行動学会の情報も参考にしてみてください。

犬の留守番をかわいそうにしないための対策

「仕事を休むわけにもいかないし、どうしたらいい?」と悩むと思います。

留守番をゼロにするのではなく、愛犬が安心して過ごせる環境を作っていきましょう。

短時間から少しずつ留守番に慣れさせる

いきなり長時間ひとりにするより、短い留守番から慣らしていきましょう。

最初は飼い主さんが少し離れるところから始めます。

  • 別の部屋で過ごしてみる
  • 短時間だけ外出する
  • 落ち着けたら少しずつ延ばす

特に子犬を迎えた直後は、新しい家に慣れる時間も考えてあげたいところです。

焦らず、その子のペースで進めましょう。

出発・帰宅時の接し方を工夫する

出発や帰宅を大きなイベントにせず、普段に近い接し方を意識してみましょう。

  • 出発前に何度も声をかけすぎない
  • 帰宅直後は興奮が落ち着いてから接する
  • 毎日の外出を特別な出来事にしすぎない

無理に無視するのではなく、愛犬が落ち着きやすい流れを作ることがポイントです。

留守番前に散歩や遊びで適度に運動させる

出発前に身体を動かす時間を作るのもひとつの方法です。

  • 散歩へ行く
  • 室内で遊ぶ
  • においを使った遊びをする

排泄を済ませるきっかけにもなります。

運動量は年齢や体調に合わせて調整してください。

水・トイレ・室温を整えて安心できる場所をつくる

留守番中は、飼い主さんがすぐ対応できません。

そのため、出発前に生活環境を確認しておきましょう。

  • 新鮮な水を飲めるようにする
  • トイレを清潔にしておく
  • 快適に過ごせる室温にする

寝床も、犬が落ち着ける場所に用意します。

長時間の留守番なら、水を十分に飲める状態かも確認しておきましょう。

給水環境を見直したい方は、犬用給水ノズルのおすすめも参考にしてみてください。

留守番環境を整えるときは、飼い主として日頃の飼養環境も見直しておきましょう。

環境省の「飼い主の方やこれからペットを飼う方へ」でも、動物に合った飼い方や飼い主の責任について紹介されています。

おもちゃや知育トイで退屈を防ぐ

安全に遊べるおもちゃを用意すると、留守番中の退屈対策になります。

  • 普段から遊び慣れたおもちゃを選ぶ
  • フードを入れられる知育トイを使う
  • 壊れやすい物や小さな部品がある物は避ける

留守番中に初めて与えず、飼い主さんがいるときに安全に遊べるか確認しておきましょう。

誤飲・コード・室温・脱走など留守番前の安全確認をする

留守番環境では、退屈対策と同じくらい安全確認も欠かせません。

  • 誤飲しそうな物を片づける
  • 電源コードへ触れないようにする
  • 窓やドアの脱走対策をする

室温も外出前に確認しましょう。

ケージやサークルを使う場合は、体格や留守番時間に合う広さかも見てください。

ケージ選びで迷う方は、犬用ケージおすすめ7選【2026年】人気商品を比較!失敗しない選び方も解説も参考になります。

長時間になる場合はペットシッターやペットホテルも活用する

帰宅が遅くなる日は、飼い主さんだけで何とかしようとせず、ほかの人に頼る方法もあります。

  • 自宅で過ごせるペットシッターを利用する
  • ペットホテルへ預ける
  • 家族や信頼できる人に様子を見てもらう

愛犬の性格や年齢を考えながら、落ち着いて過ごせる方法を選んでみてください。

事前に短時間から試しておくと選びやすくなります。

それでも留守番が心配ならペットカメラで様子を確認しよう

「外出したあと、ちゃんと過ごせているかな」と気になりますよね。

そんなときは、ペットカメラで実際の様子を確認すると判断材料が増えます。

寝ている・遊んでいるなど留守番中の過ごし方を確認できる

ペットカメラを使うと、留守番中の普段の過ごし方が見えてきます。

  • ベッドで眠っている
  • おもちゃで遊んでいる
  • 水を飲んだり部屋を移動したりしている

「ずっと寂しそうに待っているかも」と想像していたのに、実際は眠っている時間が長かったということもあるでしょう。

留守番中の様子を知るだけでも、飼い主さんの心配を減らす材料になります。

吠える・粗相するなどストレスのサインを把握できる

一方で、カメラは留守番中の困った行動を見つけるためにも使えます。

  • 外出してから何分後に吠え始めるか
  • トイレを失敗する時間帯はいつか
  • 落ち着かず歩き回っていないか

特に確認したいのは、行動が起きた時間とその前後の様子です。

記録を残しておけば、留守番環境を見直したり、獣医師へ相談したりするときの材料にもなります。

鳴き声・動体検知などの通知機能を活用する

通知機能があるペットカメラなら、留守番中の変化にも気づきやすくなります。

  • 鳴き声を検知して通知する
  • 犬の動きを検知して知らせる
  • 気になる時間帯の映像を確認する

搭載されている通知機能は製品ごとに違うため、自分が確認したい内容に合わせて選びましょう。

おやつ機能・双方向通話など必要な機能を選ぶ

ペットカメラは、映像を見るだけの製品ではありません。

  • おやつを遠隔操作で与える
  • マイクとスピーカーで声を届ける
  • 広い範囲をカメラで確認する

こうした機能を搭載した製品もあります。

機能が多ければよいわけではないので、使い方から選びましょう。

犬向けカメラが気になる方は、下記の記事も参考にしてみてください。

ペットカメラだけに頼らず留守番環境も整える

ペットカメラは便利ですが、設置するだけで留守番の悩みが解決するわけではありません。

  • 水やトイレを使いやすくしておく
  • 室温を快適に保つ
  • 誤飲や脱走につながる物を片づける

カメラで愛犬の様子を確認しながら、気になる部分を少しずつ改善していきましょう。

カメラの選び方は、犬の監視カメラおすすめ|留守番中を安心して見守るペットカメラの選び方でも詳しく紹介しています。

犬の留守番に関するQ&A

「寂しくない?」「テレビはつける?」など、細かい疑問も出てきますよね。

最後に、犬の留守番についてよくある疑問をQ&A形式でまとめます。

Q1. 犬は留守番中に寂しいと感じる?

A. 留守番への感じ方は犬によって違います。

  • 飼い主と離れると不安になる犬もいる
  • 留守番中の多くを寝て過ごす犬もいる
  • 環境や留守番への慣れ方でも変わる

「ひとりだから寂しいはず」と決めつけず、留守番中の行動を確認してあげましょう。

Q2. 留守番中ずっと寝ている犬は大丈夫?

A. 落ち着いて眠れていて、普段どおり元気なら心配しすぎなくてもよいでしょう。

  • ときどき起きて水を飲んでいる
  • 帰宅後は普段どおり過ごしている
  • 食欲や排泄にも変化がない

反対に、帰宅後もぐったりしているなど普段との違いがあれば、体調も確認してください。

Q3. 留守番はケージとフリーのどちらがいい?

A. 安全に落ち着いて過ごせるほうを選びましょう。

  • ケージやサークルなら行動範囲を限定できる
  • フリーなら広いスペースで過ごせる
  • どちらの場合も誤飲や脱走対策をする

留守番に慣れていない時期やいたずらが多い犬はケージ、落ち着いて過ごせる犬はフリーが向いています。

ケージやサークルの広さで迷う場合は、犬用ケージのおすすめと選び方も参考になります。

Q4. 多頭飼いなら留守番も寂しくない?

A. 犬が複数いれば必ず寂しくなくなるわけではありません。

  • 犬同士にも相性がある
  • それぞれ留守番への反応が違う
  • 飼い主と離れる不安が残る犬もいる

留守番対策だけを理由に犬を増やさず、それぞれの性格や生活環境を考えて判断しましょう。

Q5. 留守番中はテレビや音楽をつけたほうがいい?

A. 普段からテレビや音楽に慣れているなら、いつもの音を小さく流す方法があります。

  • 普段から聞いている音を使う
  • 音量を大きくしすぎない
  • 急な大音量が出る番組は避ける

ペットカメラがあれば、テレビや音楽をつけたときの様子を比べてみるのもよいでしょう。

Q6. 子犬を迎えたばかりで留守番させるのはかわいそう?

A. 子犬だから留守番をまったくさせてはいけないわけではありません。

  • 最初は短い時間から始める
  • トイレや水を使いやすくしておく
  • 安心して休める場所を用意する

迎えた直後は新しい環境にも慣れている途中なので、いきなり長時間の留守番にせず少しずつ進めましょう。

子犬を迎える前後の準備は、子犬を迎える準備完全ガイドも参考にしてみてください。

まとめ|犬が安心できる環境を整えて留守番の負担を減らそう

「留守番させるのはかわいそう」と悩むのは、それだけ愛犬の様子が気になるからですよね。

ただ、留守番そのものを悪いことと考える必要はありません。

  • 年齢や性格に合わせて留守番時間を考える
  • 水・トイレ・室温・安全な環境を整える
  • 留守番中の行動を見ながら調整する

吠え続ける、激しく歩き回るなどの変化があれば、その原因を探してあげましょう。

長時間になる日は、家族やペットシッターなどを頼る方法もあります。

ペットカメラを使えば、留守番中の様子を確認する材料にもなります。

愛犬に合った環境を少しずつ整えて、飼い主さんも犬も無理のない留守番を目指しましょう。

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