
犬を飼いたい。でも今はお金がない…
そんな葛藤を抱えている方、意外と多いのではないでしょうか?
犬との暮らしはかけがえのない喜びをもたらしますが、それと同時に毎月の出費や突発的な医療費など、現実的な負担も発生します。
この記事では、
- お金がない状態で犬を飼うリスク
- 実際にかかる費用の目安
- 節約しながら犬と関わる方法
をわかりやすく解説します。
「犬を飼って後悔したくない」「お金がない中でも犬と幸せに暮らしたい」そんな思いを持つあなたに、現実的で前向きな選択肢をお届けします。

お金がないのに犬を飼うのはなぜ危険?

飼育にかかる想像以上の費用(初期費用・継続費用)
犬を飼うと、一度きりではない「継続的な出費」が発生します。
- 初期費用:犬の購入費・保護譲渡費、ケージ・トイレ・首輪など用品
- 毎月の費用:フード、トイレシート、シャンプー
- 医療費:ワクチン、フィラリア予防、病気の診察・治療
想像よりも毎月1〜2万円前後の固定費がかかるケースが多いです。
「可愛いだけ」で始めるリスク
「癒されたい」「SNSで見て憧れた」など、感情だけで飼い始めると…
- 思ったより手間とお金がかかってギブアップ
- 必要な医療を受けさせられず、犬が体調を崩す
- 里親に出したり、手放さざるを得ないケースも…
犬は生き物であり、10年以上共に生きる家族そのものです。
勢いではなく、継続して守れるかを冷静に判断しましょう。
犬の幸せと経済のバランスとは
大切なのは、「犬にとっても幸せな環境をつくれるか」という視点。
- 清潔な住環境
- 栄養バランスのとれた食事
- 病気やケガへの適切なケア
これらが揃って、はじめて犬も安心して暮らせます。
なお、日本では狂犬病予防法により、年1回の狂犬病ワクチン接種が義務付けられています。(参考:厚生労働省「狂犬病について」)
犬を飼うのに必要なお金ってどれくらい?

初期費用(購入・保護・用品)
| 項目 | 相場 |
|---|---|
| 犬の購入費 | 5万〜30万円(犬種により大きく異なる) |
| 保護犬譲渡費 | 0〜5万円(ワクチン代等含む) |
| 初期用品一式 | 2万〜5万円(ケージ・トイレ・食器など) |
毎月の費用(フード・おやつ・お世話用品)
- フード・おやつ:5,000〜8,000円
- トイレシート・消耗品:2,000〜3,000円
- トリミング代(犬種による):3,000〜8,000円/月
平均で月1万〜1.5万円程度の継続費用がかかります。
病気・ケガ・予防医療費
- ワクチン、フィラリア、ノミダニ予防:年1〜2万円
- 診察・治療費:1回5,000円〜数万円
- ペット保険(月1,000〜4,000円)加入でリスク分散可
突然の出費に備えた積立も必須です。
旅行・お出かけ・預け先の費用
- ペットホテル:1泊3,000〜6,000円
- ペットシッター:1回2,000〜5,000円
- 同伴旅行:交通費・ペット可の宿泊費など追加負担
「旅行に行けなくなる」「外出時に預け先が必要」なども忘れずに。
お金がないと犬は飼えない?年間・生涯費用の現実【公的データ】

実際のところ、どれくらいお金が必要なの?
感覚ではなく、客観的なデータも見てみましょう。
一般社団法人ペットフード協会の「全国犬猫飼育実態調査」によると、犬の年間平均飼育費用は約30万〜40万円と報告されています。(出典:一般社団法人ペットフード協会 公式サイト)
さらに、生涯でかかる費用は約250万円以上という試算もあります。
これは、
- 日々のフード代
- 医療費(ワクチン・予防薬)
- トリミングや消耗品
- 高齢期の医療費
などをすべて含んだ金額です。
つまり、犬を迎えるということは「毎月1〜3万円の固定支出が10年以上続く可能性がある」という現実も受け入れることになります。
犬を飼う際の費用についてさらに詳しく知りたい方は、「犬を飼う費用はどれくらい?初期費用・年間コスト・後悔しないお金の準備ガイド」も参考にしてみてください。
犬の医療費はいくら?動物病院でかかる主な費用

多くの動物病院の料金表や公開情報を見ると、以下のような費用が一般的です。
- 狂犬病ワクチン:3,000〜4,000円
- 混合ワクチン:5,000〜10,000円
- フィラリア予防薬:年間1万円前後
- 軽い体調不良の診察:5,000円〜
そして注意したいのが、突発的なケガや病気です。
骨折や手術になると、数万円〜十数万円かかるケースも珍しくありません。
「うちは大丈夫」と思っていても、医療費は突然やってきます。
犬を飼って後悔した人のリアルな声とは?
実際に犬を飼っている人の声を見てみると…
- 思ってたより病院代がかかる
- フードは安いものにしたら体調を崩して結局高くついた
- トリミング代が想像以上だった
といった意見も多く見られます。
もちろん、
お金はかかるけど、それ以上に幸せ
という声もたくさんあります。
大切なのは、“幸せ”だけでなく“現実”も理解した上で迎えることです。
お金がないけど犬を飼える?判断前に確認すべき3つのポイント

犬を迎える前に、以下を確認してみましょう。
- 毎月1〜2万円を無理なく出せるか
- 10万円以上の急な出費に対応できるか
- 収入が減っても継続して世話できるか
どれか一つでも不安が大きいなら、今は「準備期間」と考えるのも立派な選択です。
お金がないけど犬と暮らしたい人の選択肢

保護犬・里親制度を選ぶメリット
- 譲渡費用が低い or 無料
- 初期医療(ワクチン・避妊手術)済みのケースも多い
- 救われる命に貢献できるという満足感
金銭的にも社会的にも良い選択肢です。
小型犬やローコストな犬種とは?
飼いやすく費用も比較的抑えられる犬種例。
- トイ・プードル(抜け毛少、しつけやすい)
- チワワ(少食で体も小さい)
- ミニチュア・ピンシャー(短毛で手入れが楽)
ただし小さくても病気やケアの費用は発生します。
小型犬はフード代は抑えやすい傾向がありますが、心臓疾患や膝蓋骨脱臼など小型犬特有の病気リスクもあるため、医療費が安いとは限りません。
まずは犬との関わりを試す方法(散歩ボランティア等)
- 保護施設の散歩ボランティア
- トライアル飼育制度
- 知人の犬の預かり・一時的な面倒
「本当に犬を飼う覚悟があるか?」を知る良い機会になります。
支出を減らす工夫(フード・おもちゃ・お手入れ)
- フード:まとめ買い・ポイント還元を活用
- おもちゃ:100均や手作りで代用可
- トリミング:自宅シャンプーやブラッシング習慣で費用削減
工夫次第で出費は大きく抑えられます。
お金がないのに犬を飼うによくある質問(Q&A)

Q1. お金がなくても犬を飼うのはダメ?
A. ダメではありませんが、犬の「継続的なケアと医療」まで責任を持てるかが重要です。
Q2. 安い犬種を選べば問題ない?
A. 初期費用は抑えられても、医療・ごはん・ケアのコストは犬種に関係なく必要です。
Q3. フードや病院費を節約するコツは?
A. 安すぎるフードは健康を害し、かえって医療費が高くなることも。
バランスよく節約+健康管理が鉄則。
Q4. 保護犬なら費用が安いって本当?
A. 初期費用は安いことが多いですが、飼育環境・信頼関係づくりに丁寧な時間が必要です。
まとめ:犬を迎える前に“経済的な覚悟”が大切
犬は固定費・変動費が必ずかかる家族
- 飼い始めたら「やっぱり無理」は通用しません。
- 食費・医療・ケア=命を守るための基本コストです。
お金がない時こそ、現実的な計画を立てる
- 収支を見直す
- 無理なく継続できる工夫を探す
- 保護犬・里親など負担の少ない選択肢を検討する
犬にとって最良の選択をすることが何より重要
「飼いたい気持ち」よりも大切なのは、その命ときちんと向き合える準備があるかどうか。
無理に飼うことが愛情ではありません。
準備が整ってから迎えることで、あなたも犬も幸せになれます。