猫の食べ物・飲み物

猫はりんごを食べられる?注意点や食べさせる方法について

投稿日:2019年3月18日 更新日:

猫とりんご

果物にも色々な種類がありますが、その中でもメジャーな果物と言えば、りんごが挙げられるでしょう。

健康に良いことから、食後にデザートとして食べる方もいますし、ジュースやジャムなど、様々な加工品も市販されているので、一番身近な果物といっても過言ではありません。

 

しかし、そんな人にとって身近な果物であるりんごですが、猫は食べられるのでしょうか?

今回は、猫はりんごを食べられるのかといった疑問や、注意点、食べさせる方法などについて、ご紹介していきます。

 

 

猫にりんごを食べさせても良いの?

食べ物を食べる猫

結論から言いますと、猫にりんごを食べさせるのは、少量ならば問題ありません

 

しかし、もともと肉食動物である猫にとっては、野菜や果物は特に必要なものではありません

りんごには様々な栄養素がたくさん含まれていますが、猫にとっては、りんごから摂らなければいけない栄養素はありません。

ですから、猫がりんごを食べることができるとしても、食べさせる必要性はないのです。

 

それでも、

うちの猫はりんごが好きだから食べさせたい!

という飼い主さんもいるかもしれません。

 

そんな飼い主さんは、次の項目で、りんごを食べさせる時の注意点について説明しますので、その内容を必ず守ってから、猫にりんごを食べさせるようにしてください。

 

 

猫にりんごを食べさせる時の注意点

りんごの注意点

りんごの種は危険

りんごには種が入っていますが、この種には特に注意してください!

なぜかというと、りんごの種には『アミグダリン』と呼ばれる成分が含まれているためです。

 

『アミグダリン』自体に毒素があるという訳ではありません。

しかし、この『アミグダリン』が消化器官で分解されると、毒性の強い青酸を発生させるのです。

 

その結果、嘔吐下痢呼吸困難などの症状を引き起こす可能性があるため、りんごの種はとても危険です。

ですから、りんごの種は必ず取り除き、猫が誤飲しないように近くに置かないようにしましょう

 

 

りんごの皮や芯も食べさせないように

『りんごの皮』で調べてみると、

  • 『りんごの皮にも栄養素が含まれています!』
  • 『りんごは皮ごと食べるのがオススメ!』

といった記述が多く見受けられます。

 

しかし、スーパーなどで売られているりんごの皮には、農薬や防腐剤などが残っている可能性があります

 例え水洗いをしていたとしても、農薬や防腐剤を全て落としきることは難しいです。

ですので、猫にりんごを食べさせるならば、きちんと皮をむいてから食べさせてあげて下さい

 

また、りんごの芯は、猫にとっては消化しづらい部分であるため、食べてしまうと、消化不良腸閉塞を引き起こす可能性があります。

そのため、りんごの芯も猫に食べさせないように気を付けてあげてください。

 

 

猫に多量のりんごを食べさせてはダメ!

理由その1:食物繊維

りんごに含まれている『食物繊維』は、少量ならば便秘の解消毛玉のケアなど、猫の腸内に良い効果を与えることができます。

 

しかし、先述したように、猫は肉食動物で、野菜や果物を食べることがなかったため、野菜や果物の消化が上手くできません。

そのため、野菜や果物に含まれている食物繊維を多量に摂取してしまうと、猫は嘔吐や下痢などの消化不良を起こしてしまいます

 

 

理由その2:カリウム

りんごには、『カリウム』という成分が含まれています。

『カリウム』には、塩分を体外へ追い出す作用があるため、猫にとっても必要な栄養素ではあります。

しかし、カリウムの摂取が多いと、『高カリウム血症』になる恐れがあるのです。

 

高カリウム血症を発症すると、以下のような症状が現れます。

  • 筋力の低下
  • 四肢のしびれ
  • 不整脈

最悪の場合、猫の命に関わることもありますので、りんごを多量に食べさせないように注意してください

 

ただし、腎機能が低下している老猫や、心臓病・腎臓病を患っている猫の場合、少量のりんごでも与えてはいけません

 なぜなら、老猫などは、腎臓の機能が弱いことからカリウムを排出しきれないため、『高カリウム血症』を発症させやすい状態だからです。

 

ですから、老猫や心臓病・腎臓病を患っている猫には、りんごを食べさせないように十分に注意してください

もし、老猫などがりんごを食べてしまった場合は、すぐにでも動物病院に連絡してください。

 

 

市販されているりんごの加工食品について

りんごジュースやりんごジャムなど、りんごを使った加工品がスーパーなどで多く市販されています。

それらの加工品には、いくらりんごが使われているからといっても、多量の砂糖が含まれているものも数多くあります

 

多量の砂糖が入った加工食品を猫が摂取してしまうと、糖尿病肥満などの悪影響を及ぼす可能性が高くなります。

ですから、砂糖が含まれている加工食品は、猫に食べさせないように注意してください

 

 

アレルギー

猫の中には、りんごに対するアレルギーを持つ子もいます。

愛猫がりんごへのアレルギーを持っていないとも限らないため、いきなり多量に食べさせないようにしましょう。

ちなみに、アレルギーの症状には、以下のようなものがあります。

 

  • 発熱
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 元気がない
  • 体をかゆがる
  • 脱毛
  • お腹の張り

りんごを食べてから、『猫の様子がおかしい』、『体調が悪くなった』といった場合、りんごに対してのアレルギーを持っている可能性があります。

その場合、どれくらいの量をいつ食べたのか覚えておき、すぐに動物病院で診察を受けるようにしてください

 

 

猫にりんごを食べさせる方法

切り分けたりんご

細かく切る、すりおろす

先述しているように、猫は肉食動物のため、肉を噛み切ることは得意です。

しかし、食べ物をすりつぶすための歯は発達していないため、猫は噛まずに飲んでしまう習性があります

そのため、りんごを大きいサイズのまま与えてしまうと、そのまま飲みこみ、窒息してしまうかもしれません。

 

ですから、猫が食べやすいように、りんごをできるだけ細かく切るか、すりおろしてあげてください

りんごを細かく切ったり、すりおろしてから与えることで、猫の消化を助けることができます。

 

 

ジュースにする

自宅にミキサーがある飼い主さんは、りんごジュースにするという方法もあります。

猫の消化を良くするには、この方法が一番かと思います。

 

ただし、りんごジュースを作る際には、

  • りんごの種や皮が入っていないか確認する
  • りんご以外には何も入れないようにする

この2点を必ず守るようにしてください。

 

 

猫に食べさせるりんごの量

りんごを多量に食べさせてしまうと、嘔吐下痢など、猫の体に悪影響を及ぼす可能性があります。

ですから、猫に食べさせるりんごの量は、体重4キロの子に対し、大さじ1杯くらいを目安にすると良いです。

 

ただし、猫がりんごに対してアレルギーを持っている可能性もあります。

そのため、初めてりんごを食べさせる場合は、小さじ1杯を目安にし、猫の様子を観察してください。

 

 

りんごを猫に食べさせる頻度

毎日のように猫にりんごを食べさせてしまうと、消化不良高カリウム血症になる恐れがあります。

ですから、どうしても猫にりんごを食べさせたいという場合は、1週間に1,2回くらいを目安にしてください

 

 

猫にりんごを与える参考動画

昔に私が飼っていた愛猫は、りんごには全く興味を示さない子でした。

ですので、実際にりんごに興味を示す猫がいるのか、調べてみた所、動画がありましたので、参考に紹介させて頂きます。

 

飼い主さんが愛猫2匹にりんごを試しに与える動画です。

 

1匹目は全くりんごに興味なし!昔の私の愛猫と反応は同じでしたね。

2匹目は、ぺろぺろとなめるも、食べるまで至らず。

個人的に思ったのは、2匹目の子は、りんごをもっと細かく切ったり、すりおろしたりすれば食べたのではないかなぁということ。

ちょっと食べにくい感じがしますからね。

 

それにしても、やはり猫にも好き嫌いがあるんだなぁいうことがよく分かる動画だと思いました。同じ猫でも、こうも反応が違うとは…。

 

 

猫とりんごについてのまとめ

  • 猫にりんごを食べさせるのは、少量ならば問題ありませんが、食べさせる必要性はないです。
  • りんごの種、皮や芯を食べさせないように注意してください。
  • 多量のりんごを食べさせると、猫の体に悪影響を及ぼすことがあります。
  • 砂糖が含まれているりんごの加工食品は、猫に食べさせないでください。
  • 猫にりんごを食べさせる時は、細かく切ったりすりおろしてから与えるようにしましょう。

基本的には、猫にりんごを食べさせる必要性はないのですが、りんごが好きな猫もいるようです。

そのため、猫にりんごを食べさせたい!という飼い主さんもいるようですが、高い頻度でりんごを食べさせてしまうと、先述したように、猫の健康に良くありません。

ですから、りんごを猫に食べさせる時は、与える量と頻度をきちんと守るようにしてください。

 

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