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猫にアボカドを食べさせてはダメ!その理由と中毒症状について

投稿日:2019年3月16日 更新日:

『森のバター』なんて呼ばれ、美容と健康に良いとされる果物、アボカド。

さらっと果物と言いましたが、アボカドも一応果物なんです。

最近まで私は、「甘くないから野菜でしょ?」と思っていましたけどね…(汗)。

 

とりあえず、そんな話は置いておきまして。

人間が食べると美容や健康に良いとされるアボカドですが、猫に食べさせてはダメな果物なのです。

 

今回は、なぜ猫にアボカドを食べさせてはいけないのか、その理由、アボカドを猫が食べた時の症状などについて、詳しく紹介していきます。

 

 

猫にアボカドを食べさせてはダメな理由

ダメ絶対

アボカドには、猫の体に悪影響を与えてしまう、危険な成分が含まれています。

それは、『ペルシン』と呼ばれる成分です。

 

このペルシンは、殺菌作用のある毒素なのですが、人間が摂取する分には無害で、全く問題ありません。

しかし、猫にとっては、この毒素が有害となってしまい、中毒症状を引き起こす原因となるのです。

 

また、このペルシンは猫に限らず、犬や、馬・牛といった他の家畜動物にも有害な成分です。

アボカドは、人間以外の動物に食べさせてはいけない果物と覚えておきましょう。

 

 

アボカド中毒に関することについて

二つに割ったアボカド

アボカドの中毒症状

猫がアボカドを食べてしまった場合、以下のような症状が現れることがあります。

  • 嘔吐
  • 下痢
  • けいれん
  • 呼吸が苦しそう

また、最悪の場合、アボカド中毒により死亡してしまうケースもあるようです。

猫がアボカドを食べてから体調が悪くなった場合、動物病院に連絡するようにしてください。

 

 

アボカド中毒を引き起こすのは果肉だけではない

基本的には、人間が食べるのはアボカドの果肉部分だけなので、

猫も果肉だけに注意すれば良いんだよね!

と思う方もいるかもしれませんが、それは間違いです。

 

ペルシンは果肉の他に、にも含まれており、猫に与えてしまうと有害だと言われています。

ですから、アボカドに関するものは、猫の前に置かないように気を付けましょう。

 

 

アボカド中毒は分からないことが多い

  • 猫はどのくらいの量を食べてしまうと致死量に達するのか?
  • 食べてからどれくらいの時間で中毒症状が起きるのか?

猫とアボカドに関することを調べている人の中には、このような疑問を持つ人がいると思います。

 

しかし、猫とアボカドに関する詳しい情報が少なく、きちんと解明されていないのが現状です。

なぜデータが少ないのか?

その理由は、アボカドの種類の多さです。

 

疑問に思う女性
アボカドってスーパーでそんなに多くの種類が売ってあったっけ?

と思う方もいるでしょう。

なんと世界中にあるアボカドは1000種類以上あると言われており、ペルシンが含まれている量は、アボカドの種類によって異なってくるのです。

 

そのため、猫にどのアボカドが一番危険なのか?どれくらい食べさせてはいけないのか?といった情報が集まらず、詳細が分からないのです。

ですので、どんな種類のアボカドでも、猫に与えないように気を付けてください

 

日本のアボカドについて

日本のスーパーなどで売られている皮がごつごつしているアボカドの品種は、グアテマラ系の『ハス種』と呼ばれています。

このハス種は、ペルシンが多く含まれています。

ですから、日本で売られている多くのアボカドは、猫にとって有害となることを覚えておきましょう。

 

 

 

アボカドで他に注意するべきこと

アボカドで注意するべきこと

果物のアボカドには、猫にとって有害となる成分が含まれているため、中毒症状に気を付けなければなりません。

しかし、中毒以外にも気を付けるべきことがありますので、説明します。

 

 

アボカドの種には特に気を付けて

先述したように、アボカドの種にもペルシンが含まれているため、猫にとっては危険なものです。

ただ、それ以上にアボカドの種は大きく、猫が間違って飲みこんだ場合、窒息したり、腸閉塞になる可能性があります。

 

猫が遊んで口に入れてしまうかもしれませんので、アボカドの種を取り除いた後は、猫の近くに置かないようにしてください

 

 

観葉植物について

アボカドの種子から生える芽

アボカドを食べた後、残った種を土に植え、観葉植物として育てている方もいると思います。

しかし、その観葉植物もペルシンを含んでいるため、猫にとっては危険なものです。

 

あなたの家でアボカドを育てている場合、猫がアボカドの観葉植物に触れられないように、遠くの場所に置いたり、ネットを被せるといった対策をするべきでしょう。

 

ユキトラ

ただ、何かの不注意で猫が近づかないとも限りません。

猫のことを考えるのであれば、アボカドの観葉植物は処分した方が一番良いと思います。

 

 

猫がアボカドを食べてしまった時の対処法

食べ物を食べる猫

動物病院へ連絡する

猫がアボカドを食べてしまった場合、中毒の症状が出ていなくても、動物病院へ連絡し、獣医さんの指示に従うことを最優先にしましょう。

ただ、詳しい状況が分からないと、獣医さんも適切な判断ができません。

 

ですから、動物病院へ連絡する前に、

  • 猫がアボカドを食べてしまったはいつなのか
  • 食べたアボカドの量はどれくらいなのか
  • 猫に中毒症状などが起きているのか、いないのか

など、猫がアボカドを食べた時の状況や詳細の説明ができるようにしておきましょう。

 

また、既に中毒症状が現れてしまっている場合は、動物病院へ緊急であることを電話で伝え、すぐに動物病院へ連れていきましょう。

 

 

飼い主さん自身で対処や判断をしないように

飼い主さんの中には、動物病院へ連絡するより、自分で対処しようとする方や、勝手に判断して様子見する方がいます。

しかし、そのような飼い主さん自身で行う対処や勝手な判断は、決してしないでください

 

アボカドを食べても体調が悪そうじゃないから大丈夫!

なんて考え、病院に行かないで放置してたら、気付いたら一気に悪化して手遅れに…なんてこともあり得ます。

また、素人判断で対処をした場合、猫の体を傷つけてしまう恐れもあります。

 

ですから、飼い主さんによる対処や、勝手な判断から様子見などはせず、動物病院へ連絡したり、連れて行ったりする方を優先しましょう

 

 

猫にアボカドを食べさせないための対策

口まわりをなめる猫

保管場所は猫が触れられない場所へ

猫によっては、アボカドを遊ぶものと勘違いして、噛んだりすることもあります。

その場合、先述したように、アボカドの皮にはペルシンが含まれているため、中毒症状を引き起こしてしまうかもしれません。

ですから、そんなことにならないように、アボカドの保管場所を決め、猫がアボカドに触れさせないように対策をとりましょう

 

ちなみに、私が昔飼っていた猫は、ゴミ袋に入れておいた有害な食べ物を漁っていたことがありました。

猫は好奇心旺盛な動物なので、それゆえに知らないニオイが漂っているゴミ袋に興味が沸いてしまうのかもしれません。

 

このように、猫は飼い主の目を盗んで色々漁ることもありますので、猫にとって有害となるものが家にある場合、細心の注意を払わなければなりません

 

 

猫にアボカド料理を食べさせないようにする

アボカド料理

猫は人の食べ物に興味を持つ

人によっては、アボカドが嫌いで全く食べないし、アボカドが入った食品も買わないという方もいると思います。

そういう方は特に気にしないでも良いですが、アボカドが好きで、高い頻度で食べるという方は注意が必要です。

全ての猫がという訳ではありませんが、猫は人間が食べてるものに興味を持ち、欲しがることがあります

ユキトラ

私が飼ってた猫も、見たことのない料理が並んだ時は、欲しそうにずっと見てたことがありました。

 

そういう猫は、飼い主さんが退席した時、

今の内ならばれないよね?食べちゃおう!

といった感じで、食べることがあります。

 

もし、その食べた料理にアボカドが含まれていた場合、中毒症状を引き起こし、大変なことになってしまいます。

ですから、アボカド料理をよく食べる飼い主さんは、アボカド料理を猫に食べられないように、特に注意してください!

 

 

猫にアボカド料理を食べさせない対策方法

一番良い対策は、

  • アボカド料理を作らない
  • アボカドが含まれている食品を買わない

この2点ですが、それはどうやっても無理!という方もいると思います。

 

そういう方は、飼い主さんが食事をする前に、愛猫にご飯を与えてあげましょう

愛猫が満腹な状態になれば、人間の作った料理に対し、ある程度は興味がなくなると思います。

 

ただ、完全に興味がなくなるという訳ではありません。

ご飯を先に食べさせても興味を持っている場合は、アボカド料理をすぐ片づけるようにしたり、常に猫の動向を注意するようにしてください

 

 

キャットフードなどに含まれるアボカドは大丈夫なの?

お皿に盛られたキャットフード

キャットフードや猫用おやつの原材料には、アボカドの成分が含まれていることもあります。

猫にとって有害な成分が含まれているのに、大丈夫なの!?

と思われる方は多いと思います。

結論から言いますと、キャットフードの原材料にアボカドが含まれている場合、食べさせない方が良いです

 

先述したように、アボカドは1000種類以上あるといわれ、中には有害な成分ペルシンが少量しか含まれていないものもあるようです。

キャットフードなどに含まれているアボカドは、こういったペルシンが少量しか含まれていないアボカドを使用し、猫が中毒症状を起こさせないような工夫をしていると思われます。

 

ただ、キャットフードを製造している工場が、どのようなアボカドを使用し、どんな工夫をしているのか、全く分からない状態です。
日本に売られているアボカドを猫が食べてしまうよりかは、いくらか危険性は低くなっているかもしれません。

 

しかし、アボカドが猫に及ぼす悪影響の詳細は、未だに解明されていません。

そんなアボカドに関する情報不足の中、わざわざアボカドが含まれているキャットフードを猫に食べさせるメリットがあるでしょうか?

ですから、キャットフードなどの原材料にアボカドが含まれている場合、猫に食べさせない方が一番安全と言えるのです。

 

 

猫とアボカドについてのまとめ

  • アボカドには、猫に有害となる成分『ペルシン』が含まれているため、食べさせてはいけません。
  • アボカドの葉、観葉植物にもペルシンが含まれているので、注意が必要です。
  • アボカドを猫が食べてしまった時は、動物病院へ連絡してください。
  • アボカドの保管場所、アボカド料理に細心の注意を払って下さい。
  • キャットフードにアボカドが含まれている場合は、猫に食べさせない方が安心です。

アボカドはスーパーでもよく売られているので、アボカドが好きな人は、毎日購入して食べる方もいると思います。

ただ、猫と一緒に住んでいる場合、アボカドは、果肉だけに限らず、皮や葉、観葉植物でさえ有害となってしまう食べ物です。

 

飼い主さんが好きなものを食べるのは自由ですが、愛猫に注意していないと、いつの間にかアボカドをかじってしまい、中毒症状に…なんて可能性もあります。

普段、私達人間が食べているものが猫にどういう影響を与えるのか?

猫と暮らすためには、そういう知識も少しずつ学んでいき、対策を講じる必要があると思います。

 

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