
高タンパクなドッグフードのほうが、愛犬の体によさそう
と考える方も多いですよね。
タンパク質は、犬の筋肉や皮膚、被毛などをつくる栄養素です。
ただし、多ければ多いほどよいわけではありません。
脂質やカロリー、年齢なども見ながら選ぶのがポイントです。
この記事では、高タンパクドッグフードのメリットや注意点、選び方を紹介します。
愛犬に合うフードを探す際に役立ててください。

高タンパクドッグフードとは?

「どのくらい入っていれば高タンパクなの?」と疑問に感じますよね。
高タンパクドッグフードには、統一された明確な基準がありません。
まずはタンパク質の役割や目安から見ていきましょう。
犬にとってタンパク質が重要な理由
タンパク質は、犬の健康的な体をつくる材料になります。
- 筋肉の維持や体づくりに使われる
- 皮膚や被毛などの材料になる
- 体内でアミノ酸に分解されて利用される
毎日の食事から愛犬に合った量を摂れるよう、フードの成分を確認してみましょう。
高タンパクの目安は何%?
高タンパクに統一基準はないため、商品同士の成分を比べて判断する方法がわかりやすいです。
- AAFCOの成犬維持期の最低値は乾物ベース18%
- 成長期や繁殖期の最低値は乾物ベース22.5%
- 30%前後を超える商品も多く販売されている
数値だけで高タンパクと判断せず、対象年齢やほかの栄養成分も一緒に確認してください。
これは高タンパクの基準ではなく最低値なので、詳しくはAAFCOの犬用フード栄養基準も参考にしてください。
高タンパクドッグフードがおすすめな犬
高タンパクフードは、体をよく動かす犬や筋肉を維持したい犬などに取り入れやすいでしょう。
- 毎日の運動量が多い犬
- ドッグスポーツなどを楽しむ犬
- 筋肉量を維持したい犬
ただし、活動量が少ない犬ではカロリーオーバーにならないよう、給与量にも気を配りましょう。
高タンパクドッグフードのメリット・デメリット
「高タンパクなら体によさそう」と思っても、注意点まで知っておきたいですよね。
高タンパクフードには、体づくりを支えるメリットがある一方、選び方によってはカロリーを摂りすぎる場合があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
筋肉や健康的な体づくりをサポートできる
タンパク質をしっかり摂ることで、犬の筋肉や健康的な体づくりを支えられます。
- 筋肉をつくる材料になる
- 皮膚や被毛の材料にも使われる
- 毎日の健康維持を食事面から支えられる
タンパク質の割合だけでなく、肉や魚など何から摂れるのかも確認しておくと選びやすくなります。
運動量が多い犬にも適している
活発に運動する犬には、活動量に見合った栄養を摂れるフードを選びたいところです。
- 散歩や運動の時間が長い
- 走ったり遊んだりする機会が多い
- ドッグスポーツなどを行っている
運動量には個体差があるため、犬種だけで判断せず普段の生活を見ながら選んでください。
高脂質・高カロリーによる肥満に注意
高タンパクフードを選ぶ際は、脂質やカロリーが高くなっていないか確認しましょう。
- 粗脂肪の割合を確認する
- 100gあたりのカロリーを見る
- パッケージの給与量を確認する
今までと同じ量を与えるとカロリーオーバーになる場合もあるため、切り替える際は給与量を見直してください。
年齢や健康状態によっては注意が必要
高タンパクフードが合うかどうかは、愛犬の年齢や健康状態によっても変わります。
- 子犬や成犬などの年齢
- 現在の体重や体型
- 腎臓病など持病の有無
治療中の病気がある犬の場合は、自己判断でフードを変更せず獣医師へ相談すると安心です。
高タンパクドッグフードの選び方

「商品が多くて、何を基準に選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。
高タンパクフードは、タンパク質の数字だけを比較するより、原材料やカロリーまで見ると選びやすくなります。
4つのポイントを順番に確認しましょう。
肉や魚など良質なタンパク源をチェックする
高タンパクフードを選ぶなら、まず何がタンパク源として使われているか確認しましょう。
- 鶏肉や七面鳥などの肉類
- サーモンなどの魚類
- ラムや牛肉などの動物性原材料
愛犬の好みや食後の様子も見ながら、継続して食べやすいタンパク源を探してみてください。
たとえば、チキンや魚を使ったフードを探している方は、モグワンドッグフードの口コミ・評判や商品比較も参考にしてみてください。
タンパク質だけでなく脂質・カロリーも確認する
高タンパクフードを比較するときは、脂質とカロリーもセットでチェックするとわかりやすいです。
- 粗タンパク質の割合
- 粗脂肪の割合
- 100gあたりのカロリー
特に体重管理中の犬なら、タンパク質だけを見ず1日に摂るカロリーまで考えて選びましょう。
年齢・体重・運動量に合わせて選ぶ
愛犬に合うフードは、年齢や体型、毎日の運動量によって変わります。
- 子犬・成犬・シニア犬などの年齢
- 現在の体重と体型
- 散歩や遊びなど1日の活動量
パッケージの給与量を参考にしながら、体重や体型の変化を見て量を調整してください。
犬種に合わせたフード選びも知りたい方は、柴犬におすすめのドッグフードと選び方も参考にしてください。
総合栄養食や原材料表示を確認する
毎日の主食として選ぶなら、パッケージに記載された目的や原材料も確認しておきましょう。
- 総合栄養食と記載されているか
- 愛犬の年齢に対応しているか
- 気になる原材料が含まれていないか
アレルギーが疑われる犬の場合は、タンパク源を含めて原材料を細かく確認してください。
好きな食材ばかり食べてフードを残す場合は、犬がささみしか食べない理由と改善方法も参考にしてください。
高タンパクドッグフードを比較するときのポイント
「似た商品が多くて、何を比べればいいの?」と迷う方もいますよね。
高タンパクドッグフードは、成分だけでなく愛犬との相性や続けやすさまで比べると選びやすくなります。
3つのポイントを順番に見ていきましょう。
タンパク質・脂質・カロリーを比較
高タンパクドッグフードを比較するなら、まず基本となる3つの数字をチェックしましょう。
- 粗タンパク質の割合
- 粗脂肪の割合
- 100gあたりのカロリー
この3項目を比べると、愛犬に合いそうなフードを絞り込みやすくなります。
高タンパク・低脂質で選ぶ
「タンパク質は摂りたいけれど、脂質は抑えたい」という方もいますよね。
- タンパク質がしっかり含まれている
- 脂質が比較的控えめ
- カロリーが高すぎない
体重管理を考えるなら、成分だけでなく1日の総摂取カロリーまで確認しましょう。
コスパや続けやすさで選ぶ
毎日与えるものだからこそ、無理なく続けられるかも気になりますよね。
- 1日あたりにかかる費用
- 購入しやすい販売方法か
- 保存しやすい容量やパッケージか
袋の価格だけで決めず、給与量から1日あたりの費用を比べると判断しやすくなります。
高タンパクドッグフードに関するQ&A

「腎臓への負担は?」「シニア犬でも大丈夫?」など、不安に感じることもありますよね。
ここでは、高タンパクドッグフードについてよくある疑問をまとめました。
フードをなかなか食べてくれない場合は、犬がカリカリを食べない9つの理由と対策も参考にしてください。
Q1.高タンパクドッグフードは腎臓に悪い?
A.高タンパクだから健康な犬の腎臓に悪いと、一律に決めることはできません。
- 健康状態によって適した食事は異なる
- 腎臓病では食事管理が行われる場合がある
- 持病がある場合は獣医師への相談がおすすめ
すでに腎臓病を指摘されている場合は、高タンパクかどうかだけで判断せず獣医師の指示に合わせましょう。
慢性腎臓病の食事については、獣医腎臓病の国際組織であるIRISのCKDに関する解説も参考になります。
Q2.シニア犬にも高タンパクフードを与えていい?
A.シニア犬でも、健康状態や体型に合っていれば高タンパクフードを検討できます。
- 筋肉量が落ちていないか確認する
- 体重の増減をチェックする
- 持病や検査結果も考慮する
年齢だけでタンパク質を減らすのではなく、愛犬の体の状態を見ながら判断してください。
Q3.高タンパクフードは太りやすい?
A.高タンパクだからといって、それだけで太りやすくなるわけではありません。
- フード全体のカロリー
- 1日に与えている給与量
- おやつやトッピングの量
体重が増えてきた場合は、タンパク質量よりも1日の総摂取カロリーを見直してみましょう。
Q4.高タンパク・低脂質はダイエットに向いている?
A.高タンパク・低脂質のフードは、体重管理を考える際の選択肢になります。
- タンパク質を摂りながら脂質を抑えやすい
- 商品によってカロリーには差がある
- 給与量の調整も欠かせない
ダイエットではフードの成分だけで判断せず、おやつを含めた1日の食事量まで管理しましょう。
まとめ|愛犬に合った高タンパクドッグフードを選ぼう
「高タンパクならどの商品でも同じ」と思っていた方も、選ぶポイントが見えてきたのではないでしょうか。
高タンパクドッグフードは、タンパク質量だけでなく、原材料や脂質、カロリーまで確認して選びましょう。
年齢や体重、運動量に合わせることもポイントです。
また、持病がある犬では適した食事内容が変わります。
気になる症状がある場合は、フードを変更する前に獣医師へ相談してください。
愛犬の体型や生活スタイルを見ながら、無理なく続けられる高タンパクドッグフードを選びましょう。